アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月2日~5月9日/クレーコー…
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月2日~5月9日/クレーコート)男子シングルスで、2018年に続いて2度目の優勝を果たした。第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)という新旧クレーキングを倒して決勝に勝ち進み、最後は第8シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-7(8)、6-4、6-3で下した。マスターズ1000での優勝は4回目となる。【マッチハイライト】アレクサンダー・ズベレフvsマッテオ・ベレッティーニ/ATP1000マドリード/決勝【動画】ATP1000マドリード スーパーショット10選!
サーブが時速200kmを軽く超えるビッグサーバー同士の対戦となった決勝は、両者ともに多少のミスがあってもサーブで取り戻すという形で最初の6ゲームはキープし合う展開に。ズベレフは第7ゲームで2本続けてショットが長くなったことから、この日初めてブレークポイントを与えると、そのままサービスゲームを奪われる。しかし直後にベレッティーニのミスショット連発からすぐさまブレークバックし、雄叫び。第1セットは結局タイブレークに突入、ベレッティーニが5-0と大きくリードするが、そこからズベレフが盛り返して互いにセットポイントを得る中、大事なところでズベレフのダブルフォールトが出てベレッティーニが第1セットを取る。
だが、第2セットに入るとズベレフが攻勢に出る。試合序盤からの、ウィナーも多いがアンフォーストエラーも多いというベレッティーニの安定感のなさもあり、第9ゲームをブレーク。第2セットを取り返す。そして第3セットは、ベレッティーニが第4ゲームでブレークポイントを得るも、ズベレフがなんとかキープし、逆に直後のゲームをブレーク。最後は、ズベレフが5-3で迎えた第9ゲームを3度のデュースの末にモノにして、優勝を果たした。
「最高の気分だよ。特に過去3回のマスターズ1000の決勝で負けていたからね。この瞬間をとにかく楽しみたい」とズベレフ。
初のマスターズ決勝で敗れたベレッティーニは、「この舞台に来られて素晴らしい気分だ。これまでやってきたことと自分自身を誇りに思う。サーシャ(ズベレフ)はティームとラファをストレートで破ったけど、僕との決勝では苦労していたね。今はもちろんつらいけど、この負けが今後に生きてくるはずだ」と述べている。
ズベレフが一つの大会でトップ10の選手に3勝以上するのはこれが2度目。優勝した2018年の「Nitto ATPファイナルズ」(4勝)以来となる。マドリードでの初優勝時に一度もサービスゲームを失わない盤石ぶりを見せたズベレフは、同大会で15勝2敗、勝率88.2%という強さを誇る。
マスターズ1000決勝が1995年以降に生まれた選手同士によって争われるのはこれで4大会連続。2020年「ATP1000 パリ」はダニール・メドベージェフ(ロシア)対ズベレフ、2021年「ATP1000 マイアミ」はフベルト・フルカチュ(ポーランド)対ヤニク・シンネル(イタリア)、「ATP1000 モンテカルロ」はステファノス・チチパス(ギリシャ)対アンドレイ・ルブレフ(ロシア)となっている。
今週開催される「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月9日~5月16日/クレーコート)ではズベレフは第6シードで、ベレッティーニは第9シードで出場することが決まっている。 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とナダルがモンテカルロ以来に揃って出場する同大会で決勝に勝ち進むのは誰だろうか?
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 マドリード」でのズベレフ
(Photo by Oscar J.Barroso/Anadolu Agency via Getty Images)