「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月9日~5月16日/クレ…

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月9日~5月16日/クレーコート)大会2日目となる10日、男子シングルス1回戦で世界45位の錦織圭(日本/日清食品)が世界28位のファビオ・フォニーニ(イタリア)と対戦する。両者の試合はグランドスタンドアリーナの第2試合で、日本時間18時半頃の開始予定。【ドロー表】錦織、西岡出場!「ATP1000 ローマ」【LIVE速報】錦織圭 VS フォニーニ「ATP1000 ローマ」1回戦

対戦成績は錦織の2勝1敗。30代前半の2人は初対戦が今から10年前の2011年「全豪オープン」。最後の対戦は2017年「ATP1000 マイアミ」で、その時はフォニーニに軍配が上がった。クレーで唯一の対戦となった2016年「ATP1000 マドリード」では錦織がフルセットの末に勝利している。

2019年にキャリアハイの世界9位をマークしたフォニーニは一時イタリア男子ナンバー1だったが、最近は若手の台頭もあり、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)やヤニク・シンネル(イタリア)の後塵を拝している。とはいえ、10代の頃からスペインで過ごしていたこともありクレーコートは得意としており、これまで手にした9つのタイトルのうち8つはクレーコートで獲得したもの。2019年には「ATP1000 モンテカルロ」でマスターズ初優勝を成し遂げた。

フォニーニの特徴の一つとして、コート上での波が激しいことが挙げられる。調子に乗っている時はなかなか止められないが、ミスを繰り返して自滅することも珍しくない。今年4月の「ATP500 バルセロナ」では試合中に暴言を吐いたとして失格処分になった。

フォニーニにとってホーム、ローマ大会での成績は12勝13敗、最高成績は2018年のベスト8と、決して良くはない。だが2017年に当時世界1位だったアンディ・マレー(イギリス)をストレートで破り、翌年にはドミニク・ティーム(オーストリア)をフルセットの末に下し、ラファエル・ナダル(スペイン)からも1セット奪うなど、時折輝きを見せてもいる。

一方の錦織は、しばらくコートから遠ざかっていたこともあり、今シーズンは徐々に調子を上げてきている印象だ。3月の「ATP500 ロッテルダム」と「ATP500 ドバイ」でベスト8、今季最初のクレー大会となった「ATP500 バルセロナ」ではナダルとフルセットの戦いを繰り広げた。

最近ややスロースターターなところは気になるが、試合巧者として冷静にプレーすれば、フォニーニの焦りを誘えるのではないだろうか。今年のクレー3大会目となるローマでは、ベスト4を一度、ベスト8を3度経験しており、さらにいまだに初戦敗退を喫したことがない。そのローマでの相性の良さを生かしたいところだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は錦織圭(左)とフォニーニ(右)

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

(Photo by Zhizhao Wu/Getty Images)