【ブンデスリーガ アイントラハト・フランクフルトvsマインツ 2021年5月9日(日本時間22:30キックオフ)】 言う…

ブンデスリーガ アイントラハト・フランクフルトvsマインツ 2021年5月9日(日本時間22:30キックオフ)】

 言うなれば“ヒュッター・ショック”の影響か。現地時間5月9日に行われたブンデスリーガ第32節で、フランクフルトはマインツと1-1のドロー。結果だけを見ればホームでの無敗は続いているが、内容はというと“停滞”の一言に尽きる。そこに、年明けから快進撃を続けてきたフランクフルトの姿はなかった。

 11分、中盤でドミニク・コーアからボールを奪いに行ったジブリル・ソウがかわされ、カリム・オニシヴォにパスを通される。振り向いたオニシヴォに、リベロで先発した長谷部誠も対応が間に合わず、目の前でミドルシュートを決められてしまう。

 長谷部は鋭いインターセプトを見せるなど、日本人リベロのパフォーマンスは悪くはなかったが、他のチームメイトの動きは鈍く、躍動からは遠かった。3バックの左を務めたマルティン・ヒンターレッガーのパスは精度を欠き、フィリップ・コスティッチの迫力のあるサイドアタックは鳴りを潜め、これまで 25得点とゴールを量産してきたアンドレ・シウバも停滞。マインツのコンパクトで固い守備ブロックを崩せず、長谷部が縦パスを入れても、その後が続かない。来季のCL出場権獲得が現実味を帯びていた頃の輝きは失われていた。

 なぜ、フランクフルトは失速してしまったのだろうか。1つには、アドルフ・ヒュッター監督がチームを去るからだろう。と言うより、それ以外に理由を探す方が難しい。

■契約解除条項を行使した指揮官

 フランクフルトは4月13日、ヒュッター監督の今季限りでの退任を正式に発表。フランクフルトとヒュッター監督の現行契約は2023年6月30日までとなっていたが、スイス人指揮官が契約解除条項を行使。ヒュッター監督は、来季からボルシアMGの監督に就任することになった。そして直後の17日に行われたのは、よりによってそのボルシアMGとの試合。案の定と言うべきか、フランクフルトは0-4で大敗した。

 その翌節、4月20日のアウクスブルク戦は2-0で勝ったものの、その次のレバークーゼン戦は再び1-3で敗北。長谷部は『シュポルト1』のインタビューで、ヒュッター監督の退任によるチームへの影響は否定したが、今節、フランクフルトはマインツ相手に低調なパフォーマンスを見せてドロー。やはり“ヒュッター・ショック”の影響は否めない。

■結果

フランクフルト 1-1 マインツ

■得点

11分 カリム・オニシヴォ(マインツ)
86分 アイディン・フルスティッチ(フランクフルト)
 

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