今シーズンを最高の状態でスタートしたウスマン・デンベレは、シーズンの最も決定的な局面で萎縮し始めている。このフランス人F…
今シーズンを最高の状態でスタートしたウスマン・デンベレは、シーズンの最も決定的な局面で萎縮し始めている。このフランス人FWは、主役から脇役になってしまった。チーム内での存在感は低下しており、アトレティコ・マドリー戦では、試合の重要性が高いにも関わらず、最後の15分しかプレーしていない。ゴールのチャンスを得たが、放ったヘディングシュートはクロスバーを越えてしまった。
昨シーズンのデンベレの成績と比べると、今シーズンの彼は悪い流れを変えることができた。12月から4月までの間に25試合連続でピッチに立ち、そのうち17試合は先発として出場した。今シーズンは、リーグ終了まで3試合を残して、10ゴール4アシストを記録している。
■フォーメーションの変更
ロナルド・クーマン監督の新戦術“3人のCB、2人のウイング、2人のストライカー”の最大の犠牲者の1人がデンベレだった。
レオ・メッシのパートナーとして攻撃をリードするためにデンベレは出場していたが、オランダ人監督はアントワーヌ・グリーズマンの起用を続けており、フランス人は素晴らしいパフォーマンスを見せている。この活躍により、快速アタッカーはベンチに追いやられている。
■恥骨の負傷で足に違和感
デンベレが恥骨を負傷したことで、勝負となるリーグ戦終盤に影響を与えた。ヘタフェ戦を欠場し、バレンシア戦では1分も出場しなかった。実際、最近の3試合では合計45分間しかプレーしておらず、ビジャレアル戦、グラナダ戦、アトレティコ・マドリード戦の全てでベンチスタートとなっている。
そして、大一番のアトレティコ戦でも、75分までピッチに立たなかった。試合は膠着状態だったが、ブラウグラナの「11番」が試合を決定づける切り札とはならなかった。さらに、4月5日のバジャドリー戦でゴールを決めたのを最後に、1ヶ月間ゴールから遠ざかっている。
■不確実な将来
デンベレは、まだ若い選手だが、高額となった移籍金の重みからは解放されていない。当時のバルサは同選手の獲得に1億3,500万ユーロ(約180億円)を投資している。
彼の契約は2022年に満了を迎えるが、今シーズン以降もブラウグラナのユニフォームを着続けるかどうかは不明だ。バルサからの契約更新オファーに何の反応も見せておらず、クラブは今夏、彼に対するオファーに耳を傾けるかもしれない。
バルサは、彼がビッグネームであることを知っており、クラブが直面している微妙な経済状況の中で、必要以上にお金を稼ぐことができるだろう。