予選落ちと勘違いで帰宅も… 米男子ゴルフのウェルズ・ファーゴ選手権は8日(日本時間9日)、米ノースカロライナ州シャーロットのクエイル・ホローCで第3日が行われた。世界ランク5位のブライソン・デシャンボー(米国)は23位に順位を上げたが、まさ…

予選落ちと勘違いで帰宅も…

 米男子ゴルフのウェルズ・ファーゴ選手権は8日(日本時間9日)、米ノースカロライナ州シャーロットのクエイル・ホローCで第3日が行われた。世界ランク5位のブライソン・デシャンボー(米国)は23位に順位を上げたが、まさかの“勘違い”で往復約2900キロを移動するハメに。一体何が起きたのか。米メディアが「デシャンボーは凄い飛距離で知られているが、これは全く異なるものだ」などと注目を浴びせている。

 思わぬ失態だ。米紙「ニューヨーク・ポスト」は「『おっと』:ブライソン・デシャンボーのフライトの失態がカオスを起こす」と題した記事を掲載。「デシャンボーは凄い飛距離で知られているが、これは全く異なるものだ」と笑撃の勘違いに注目している。

 2日目は2バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの74とスコアを落としていたデシャンボー。通算2オーバーはホールアウト時点で90位あたりだったという。今大会で決勝ラウンドに進めるのは上位65選手。デシャンボーは「予選を通過できないと思ったため、シャーロットを離れた」という。

 しかし本人の予想に反して64位でギリギリ予選を通過することができた。3日目のスタート時間は午前8時10分だったが、デシャンボーは「ダラスの自宅へ帰っている途中だった」ようだ。

 会場へ急遽引き返す羽目になったデシャンボー。記事では「他の選手が休んでいる間、デシャンボーは往復1800マイル(約2900キロ)を移動。プライベートジェットで戻った」と伝えている。

 思わぬ展開で3日目を迎えたデシャンボーだったが、5バーディー、1ダブルボギーの68で回り、64位から23位へジャンプアップしている。(THE ANSWER編集部)