国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ第2日 女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが7日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で第2日が行われた。4打差の11位で出た22歳の高橋彩華(東芝…

国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップ第2日

 女子ゴルフの2021年国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパスカップが7日、茨城GC東C(6630ヤード、パー72)で第2日が行われた。4打差の11位で出た22歳の高橋彩華(東芝)は8バーディー、1ボギーの大会コースレコードタイ65で回って通算9アンダー。ホールアウト時点で暫定首位に浮上した。

 高橋がバーディーラッシュを演じた。出だしの1番で残り79ヤードから、2番は残り190ヤードからともに1メートルにつけてバーディー。5番も残り180ヤードの左ラフから1メートル、6番も残り140ヤードから3メートルにつけて伸ばした。後半もショットが冴え、茨城GC東Cでは15年のイ・ボミ、16年のレキシー・トンプソンに並ぶ大会記録。ラウンド後は「嬉しいですね。今日は100ヤード以内の精度がとてもよくて早い段階で伸ばせたので、予選カットを気にせず伸び伸びプレーできた」とコメントし、こう続けた。

「昨日はボギーが多かったので、ボギーを打たないように心がけた。試合をして少しずつ成長していると思う。今週は自宅から通っていて(地元の新潟から)愛犬を連れてきているので和めています。メスで、犬種はトイプードルのセナです。父がアイルトン・セナからつけました」

 渋野日向子らと同じ1998年度生まれの黄金世代。今年は前週までの9試合で首位発進が2度、2位発進が1度と好スタートを繰り返し、3週前は第2日に首位に立った。しかし、最終日に崩れて15位。9試合で3位が2度あったが、黄金世代10人目の優勝には届いていない。前週は予選落ちしたが「調子が悪くて落ちたわけではないので気にしてない。(予選落ち後の)日曜はコーチがたまたま近くのコースでレッスンしていたので入れてもらった」とアドバイスをもらい、右向き気味だったスイングを修正した。

 アマチュア時代は2016年の日本女子アマを制すなど活躍した22歳。「トップ10を目標にすることで重苦しい感じが減って、前よりは気楽にゴルフができるようになった。まだ2日ある。メジャーのセッティングで何があるかわからないので、一打、一打集中したい」と活躍を誓った。(THE ANSWER編集部)