カネロが自身を除いたPFPを選出 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は権威ある米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新版で2位に位置している。国際的な評価を高める中、1位に選出され…

カネロが自身を除いたPFPを選出

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は権威ある米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新版で2位に位置している。国際的な評価を高める中、1位に選出されている4階級制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)が自身を除いたPFPについて言及。「NAOYA INOUE」を最強の一角に挙げている。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 8日(日本時間9日)に米・テキサス州でWBO世界スーパーミドル級王者のビリー・ジョー・サンダース(英国)との3団体統一戦に挑むカネロ。リング誌などの海外メディアからPFP最強と評価されているメキシコ人ファイターについて、記事では「アルバレスは自分を除いたパウンド・フォー・パウンドトップの座の状況をいかに格付けするのだろうか?」と報じ、カネロ独自の評価について迫っている。

 カネロが名前を挙げたのは3人の王者だった。「テレンス・クロフォード、テオフィモ・ロペス、ナオヤ・イノウエだ。1人を選ぶのは難しい」と語ったという。WBO世界ウェルター級王者クロフォード、ライト級4団体統一王者のロペス(ともに米国)に井上を加えた3人が、自らを除いたトップファイターと分析している。

 カネロは「ガーボンタ・デービス、ライアン・ガルシア、ワシル・ロマチェンコとロペスの試合を見るのは好きだよ」とも語っているという。(THE ANSWER編集部)