ステファノス・チチパス(ギリシャ)は「ATP500 バルセロナ」の決勝で…
ステファノス・チチパス(ギリシャ)は「ATP500 バルセロナ」の決勝で偉大なるラファエル・ナダル(スペイン)に惜敗したが、現在チチパスは今シーズンの成績で1位につけているという事実も強力だ。【動画】チチパス 初制覇マスターズ決勝ハイライト【動画】モンテカルロ優勝の喜びを身体で表現するチチパス
現在の成功を喜ぶのは簡単だが、チチパスはまだ22年という短い人生の中で何度も辛い時期を過ごしてきたようだ。世界ランキング5位のチチパスは、10代の頃に厳しい食事制限を実践しなければならなかった。特にその年齢であれば誰もがたくさん食べたいと思うものだが、チチパスはそれができなかったのだ。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが報じている。
チチパスの母ユリアさんはこう明かす。「医療上の理由で、ステファノスには厳しい食事制限が課されたの。グルテンや乳糖、糖類を絶対に排除しなければいけなかったんだけど、年若い少年にとっては本当に最悪のことよね。彼はひるまずに何年もその食事制限に従ったわ。彼にどれほどの気骨が備わっていたのか想像してみて!それと同時に、トレーニングをして、移動もたくさんしていた。荷物に特別な食事を入れて、行く先々へ持って行っていたのよ」
「私たちがストックホルムにいたある時、彼はレストランでピザを見つけたの。グルテンフリーのピザよ。そして希望に満ちた顔で私を見たの。拒否するなんてできなかった。彼は目に涙を浮かべるほど喜んでいたわ」
今季クレーコートで負けなしという記録はナダルに阻まれたが、クレーシーズンはまだまだ続く。最終戦出場権獲得レースで、チチパスはどこまでリードを広げていけるだろうか。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのチチパス
(Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)