グランドスラムで20度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)と元テニス選手の妻ミルカさんは、スポーツ界でも言わずと知…
グランドスラムで20度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)と元テニス選手の妻ミルカさんは、スポーツ界でも言わずと知れた有名カップルだ。二人の出会いの場となったのは2000年の「シドニーオリンピック」だが、そこには恋のキューピッドが存在したという。Yahoo! Sportsが報じている。【関連記事】フェデラー「時が戻っても、またミルカと結婚するよ」
「シドニーオリンピック」でフェデラーやミルカさんを含むスイスのテニス選手たちと同じ宿舎に泊まっていたレスリングチームのルドウィグ・クン氏によれば、当時19歳のフェデラーは周りが見ても明らかなほどミルカさんのことを気に入っていたが、恥ずかしくて声をかけられなかったという。
そんなフェデラーを見かねた同氏がきっかけを作ってあげたそう。おかげで二人は15分ほど一緒に過ごし、笑い合うようになったとのことだ。「そこから2人はもうカップルだった」とクン氏は振り返る。
フェデラーは「シドニーオリンピック」で生涯の伴侶を見つけることができたが、メダルを手にすることはできなかった。その3年後の2003年に「ウィンブルドン」を制して、グランドスラム初優勝。フェデラーとミルカさんは2009年に結婚し、同年に双子の女の子を、2014年には双子の男の子を授かっている。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2016年イベントでのフェデラー夫妻
(Photo by Dominique Charriau/WireImage)