【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆先週の血統ピックアップ・5/2 天皇賞・春(GI・阪神・…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・5/2 天皇賞・春(GI・阪神・芝3200m)
 中団を追走したワールドプレミアが直線で外から伸び、ディープボンドに競り勝ちました。阪神コースでの施行、馬場コンディションなど、予想をする上でいくつかの難しいファクターがあったのですが、結局は1〜4番人気馬が上位4着までを占めました。この4頭が能力的に上だったということです。

 母マンデラはドイツの名馬マンデュロ(ジャックルマロワ賞などGIを3勝)の半姉にあたる良血で、現役時代に独オークス(GI・芝2200m)3着、ポモーヌ賞(仏GII・芝2700m)3着などの成績を残したスタミナタイプ。

 全兄ワールドエースはマイラーズCときさらぎ賞の勝ち馬ですが、距離適性の面からいえば、菊花賞と天皇賞・春を勝ったワールドプレミアのほうが母の特徴を素直に受け継いでいるといえます。

 菊花賞時に比べると確実に地力を強化しており、今回も正攻法でねじ伏せる堂々たる横綱相撲でした。ディープインパクト産駒は天皇賞・春3連覇。ちなみに、菊花賞も現在3連覇中と、このところ長距離GIにおけるディープインパクト産駒の強さが目立っています。

◆今週の血統注目馬は?

・5/8 五泉特別(2勝クラス・新潟・ダ1800m)
 シニスターミニスター産駒は新潟ダ1800mで連対率26.8%。2011年以降、当コースで産駒が20走以上した122頭の種牡馬のなかで第4位という優秀な成績です。当レースにはストームガストが登録しています。

 昨年10月、当コースで9番人気ながら逃げ切っているので、コース適性は高いといえるでしょう。それ以来、勝ち星はありませんが、自分の競馬ができれば一発が期待できます。