2009年の5月2日のハットン戦で演じたKO劇に米ファンは再び興奮 ボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ。フィリピンの国民的英雄は40歳を超えた今もなお、WBA世界ウェルター級のベルトを保持(現在は休養王者)している。米興行大手・ト…

2009年の5月2日のハットン戦で演じたKO劇に米ファンは再び興奮

 ボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ。フィリピンの国民的英雄は40歳を超えた今もなお、WBA世界ウェルター級のベルトを保持(現在は休養王者)している。米興行大手・トップランクの公式ツイッターでは12年前の「5・2」に演じた衝撃KO劇に再脚光。今なお語り継がれる瞬間を動画付きで公開すると、米国のボクシングファンは「凄すぎ」「何てショットだ」などと興奮を甦らせている。

 今見ても悪寒が走る。パッキャオの全盛期とも言える2009年。5月2日(日本時間3日)、米ラスベガスでのIBO世界スーパーライト級王者リッキー・ハットン(英国)との一戦だった。2ラウンド終了間際、パッキャオの渾身の左フックがハットンの顎を綺麗に打ち抜いた。一瞬で意識を刈りとられたハットンはそのまま崩れ落ち、失神したまま起き上がれない。ボクシング史に残るような鮮やかなKO劇だった。

 米興行大手・トップランク(TR)公式ツイッターは「2009年のこの日、強烈な左がマニー・パッキャオの伝説的なキャリアに残る印象的な瞬間のひとつを作り上げた」と添えて12年前の鮮烈な瞬間に再脚光。これに米ファンは「凄すぎ」「何てショットだ」「破壊的KO」「マニーが最強」「朝5時まで起きて見てたなぁ」「高いボクシングIQ」「パッキャオは特別」と再び興奮している。

 2019年7月以来の復帰戦も取り沙汰されるパッキャオ。42歳が再びリングに帰ってくる日をファンは楽しみにしている。(THE ANSWER編集部)