セリエA第34節、サンプドリアvsローマが2日にルイジ・フェラリスで行われ、ホームのサンプドリアが2-0で勝利した。なお…

セリエA第34節、サンプドリアvsローマが2日にルイジ・フェラリスで行われ、ホームのサンプドリアが2-0で勝利した。なお、サンプドリアのDF吉田麻也はベンチ入りも出場機会はなかった。

 

9位のサンプドリア(勝ち点42)と、7位のローマ(勝ち点55)によるトップハーフ同士の一戦。

 

前節、カリアリに敗れた上、ミッドウィーク開催のヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグではマンチェスター・ユナイテッドに2-6の大敗を喫したローマ。この痛恨の連敗によってフォンセカ監督の今季限りでの解任が決定的となった中、わずかながら可能性を残すEL出場権獲得に向けて公式戦6試合ぶりの白星を狙った。

 

負傷者続出のチームはスモーリング、クリスタンテ、ムヒタリアン、ジェコを除く先発7人を変更。第3GKのフザートやサントン、クンブラを起用し、ジェコとマジョラルを2トップに配した[3-4-1-2]の布陣を採用した。

 

ローマは開始2分にマンチーニのクリアボールに反応したマジョラルがボックス右に抜け出していきなり決定機を迎えるが、ここは相手DFの身体を張ったブロックに阻まれる。さらに、13分にも右サイドのサントンからの折り返しを再びマジョラルが良い形で合わすが、これはDFに触られて枠の左に外れた。

 

以降は切り替えの速さ、背後へのスプリントを武器にホームのサンプドリアが押し返していく。34分にはボックス手前でフリーのヴェッレが枠のわずか右に外れる惜しいシュートを放つ。

 

何とか前半の内にゴールをこじ開けたいローマは42分、ムヒタリアンからの絶妙なショートスルーパスに反応したジェコがボックス左でGKをかわしてシュートを放つが、ここは角度がなくサイドネットに外してしまう。すると、このまま0-0でハーフタイム突入かに思われた45分にはGKフザートの不用意な縦パスをトールスビーに引っかけられてショートカウンターを浴びると、アドリエン・シウバにゴール右隅へシュートを流し込まれ、1点ビハインドでの折り返しとなった。

 

後半もリスクを冒して前に出るアウェイチームは58分に裏へ抜け出したジェコがゴールネットを揺らすが、この試合2度目のオフサイドでゴールが取り消しとなる。すると、65分にはリスク管理を怠り、簡単に背後を突かれると、ボックス左に抜け出したヤンクトに痛恨の2点目を献上した。

 

すぐさま反撃に出るローマは直後の68分にジェコのマイナスのクロスをマジョラルがダイレクトで流し込むが、この試合3度目のVARのレビューによってオフサイドでのゴール取り消しに。直後にはマジョラル、サントンに代えてカルスドルプ、パストーレを同時投入すると、70分にはアドリエン・シウバのボックス内でのハンドによってPKを獲得。しかし、ヴェレトゥ、ペッレグリーニという2人のキッカー不在の中、PKを不得手とするジェコが蹴ったPKはGKアウデーロの好守に阻まれ、点差を縮めることができない。

 

主砲のPK失敗で完全に積んだローマは連戦の疲労も重なって完全に息切れ。試合終盤はホームチームの3点目を防ぐのが精いっぱいという苦しい状況の中、敗戦を告げるホイッスルを聞くことになった。

 

これで公式戦3連敗、6戦未勝利と泥沼の状況が続くローマはより厳しい状態でELユナイテッド戦に臨むことになった。