プレミアリーグ第34節、チェルシーvsフルアムが1日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが2-0で勝利…

プレミアリーグ第34節、チェルシーvsフルアムが1日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが2-0で勝利した。

前節、同勝ち点で並んでいた5位のウェストハムとの上位対決を制して4位キープに成功したチェルシー(勝ち点58)。また、先月27日に行われたレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでは敵地で1-1のドローに持ち込み、決勝進出に向けてまずまずの結果を手にした。

来週にホームでの決勝進出を懸けた重要な2ndレグを控える中、今節は降格圏の18位に沈むフルアム(勝ち点27)とのロンドン・ダービーに臨んだ。マドリー戦を睨んだトゥヘル監督は先発5人を変更。リュディガー、アスピリクエタに代えてズマ、リース・ジェームズを起用したほか、カンテとジョルジーニョのセントラルMFコンビをギルモアとマウントのセットに入れ替え、前線は右からツィエク、ヴェルナー、ハヴァーツが並んだ。

試合は逆転での残留に向けて意気込むアウェイチームが前線から激しく圧力をかけるアグレッシブな入りを見せた。相手のビルドアップに強い制限をかけてショートカウンターの形を作ると、5分にはロビンソンが勢いを持ってボックス付近まで運んで強烈な左足のシュートを枠に飛ばした。

相手の予想外の入りに面食らったチェルシーだったが、効果的に長いボールで相手を引っくり返す形の戦い方で応戦。すると、10分にはGKからのリスタートで最後尾のチアゴ・シウバが入れたロングフィードをマウントが絶妙なトラップで収めてボックス左に走り込むハヴァーツへ完璧なラストパスを供給。これをハヴァーツが冷静に左足のチップキックでゴールへ流し込んだ。

ワンチャンスを生かし切ってリードを手にしたチェルシーは依然として前から圧力を欠けてくるアウェイチームに合わせて、ツィエクを完全に中盤に下げて[3-5-2]の形で中盤に厚みを持たせてボールの逃がしどころを作る。そして、背後を狙うロングボールに加え、ショートパスでのポゼッションの二段構えで主導権を握った。

その後は完全にチェルシーペースで試合が進んだ中、39分にはツィエク、マウント、ヴェルナーの前線3枚の連携から鋭いカウンターアタックを仕掛けて最後はボックス右でヴェルナーが折り返したボールをゴール前のツィエクが左足で合わせるが、これはGKアレオラのビッグセーブに遭う。

逆に前半終了間際にはフルアムのセットプレーの二次攻撃からボックス中央のアイナが古巣のゴールへ胸トラップからの強烈なボレーシュートを放つ。これがゴール前のDFジェームズにディフレクトしてコースが変わるも、GKメンディが驚異的な反射神経ではじき出した。

守護神のビッグプレーによって1点リードで試合を折り返したチェルシーは、後半も早い時間帯にゴールをこじ開ける。49分、右サイドでロングフィードに反応したハヴァーツが中央のヴェルナーに一度ボールを預けて斜めのランニングを見せると、ヴェルナーから絶妙なリターンパスが届く。そして、ゴール前でのGKとの一対一を難なく制した。

この2点目で勝利に大きく近づいたチェルシーはここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。積極的に3点目を狙いに行くよりも、クリーンシートを意識した戦いぶりを見せる。

65分にツィエクを下げてカンテを一枚目のカードとして投入し、後半半ば過ぎには殊勲のマウント、チルウェルに代えてエイブラハム、マルコス・アロンソを送り込んで逃げ切り態勢に入ったホームチームは、ミトロビッチやプレミアデビューのカルヴァーリョを投入して前がかるアウェイチームの反撃にきっちり応対。

前半以上に安定した守備で2点のリードを最後まで守り切ったチェルシーがダービーに2-0で完勝。リーグ連勝で4位をキープすると共に、CLマドリー戦に大きな弾みを付けた。