パナソニックオープンレディース第1日 女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディースは30日、千葉・浜野GC(6638ヤード、パー72)で開幕。ツアー未勝利の25歳堀琴音(ダイセル)が6バーディー、1ボギーの67で回り、ホールアウト…

パナソニックオープンレディース第1日

 女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディースは30日、千葉・浜野GC(6638ヤード、パー72)で開幕。ツアー未勝利の25歳堀琴音(ダイセル)が6バーディー、1ボギーの67で回り、ホールアウト時点で暫定首位に立った。

 堀は前半で3つ伸ばすと、後半の10、12番もバーディー。15番ではボギーを打ったが、17番パー3で奪い返して初日5アンダーの好スコア。ホールアウト時点で2位に1打差をつけ、「ショットもパッティングも良かったのでかみ合った1日でした。久しぶりに67も出せて今日は本当に良かったなと」と笑顔で振り返った。

 堀は2014年にプロテスト合格。15年はLPGA新人賞に輝いた。16年の日本女子オープンで2位に入るなどし、賞金ランクは11位。更なる飛躍が期待され、初優勝は時間の問題だと思われたが、18年に極度の不振でシードを失った。

 それが今年に入って初戦のダイキンオーキッドレディスで2年ぶりに予選通過。明治安田生命レディスで8位、KKT杯バンテリンレディスで6位に入るなど復調の気配を漂わせている。

「ダイキンで2年ぶりくらいに予選通過して、それが自信になった。ドライバーが曲がっていたのですが、(球筋を)ドローからフェードに思い切って変えてみました。シャフトもつかまるものに変えて、そこからフェードを極めようと練習してきた。それで良くなってきました」

 67の好スコアは2017年以来、4年ぶり。思い切ったスタイルチェンジで、堀が手応えを掴んでいる。(THE ANSWER編集部)