まるで緊急事態宣言だ。 プロ野球が開幕して1カ月がたち、12球団で圧倒的に苦しんでいるのが、横浜DeNA。4月27日広…
まるで緊急事態宣言だ。
プロ野球が開幕して1カ月がたち、12球団で圧倒的に苦しんでいるのが、横浜DeNA。4月27日広島戦で大敗し、両リーグ最速で20敗目(4勝)を喫した。4月中の借金16は球団史上初めて。開幕のずっこけが尾を引いて、最下位を独走している。
「ハマの番長」こと三浦大輔新監督(47)には、ほろ苦デビューとなったが、負けが込んでも選手を責めることなく、とくに慌てる様子は見られない。敗因のいくつかがはっきりしているからかもしれない。
まずは外国人選手の不在。18年から2年連続本塁打王ソトら10人全員が入国トラブルで開幕に間に合わなかった。コロナ禍でビザ取得が難しくなると全球団に注意喚起されていたにもかかわらず、DeNAは手続きに失敗。井納、梶谷の主力2人が巨人にFA移籍しても、穴埋めとなるほどの補強もない。フロントのミスに足を引っ張られている。
奮起してほしい現有戦力も空回り。ドラフト2位ルーキー牧が4月で6本塁打と期待以上の働きを見せているが、投打はかみ合っていない。かつて「横浜銀行」と呼ばれた暗黒時代に戻ろうかというか勢いで黒星が続くが、多くのファンは新監督の船出を温かい目で見守っているようだ。
三浦監督は16年に引退するまで、エースとして横浜一筋で172勝(184敗)をマーク。阪神からの大型FAの誘いを断り、「メジャーに挑戦するより、ベイスターズを強くしたい」という名言も残すなど、地元ファンに深く愛されている存在だ。
開幕1カ月くらいでジタバタしないかと思いきや、我慢できないファンもいる。開幕16試合で借金が8に膨らんだとき、三浦監督の長女でサンケイスポーツ紙の競馬記者である凪沙さんのツイッターに、いやがらせのメッセージが届いた。
SNSで散見される不特定な人物からいやがらせの被害にあった凪沙さんは、仕事上で使用していたダイレクトメールを停止するなど、一時ネット上で騒動となった。
ストレスの続く劣勢を打破したのは、頼みの助っ人砲だった。調子を上げてきたソトとオースティンが29日広島戦で今季初のアベックアーチ。開幕投手から苦労続きだった浜口にも、6戦目でようやく白星がついた。主力が機能してきたのは明るい材料だ。
大きく出遅れた三浦監督だが、現役時は自身も立ち上がりが得意なほうではなかった。尻上がりに調子を上げるピッチング同様、チームを立て直して「緊急事態」にはおさらば、といきたい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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