本戦出場者数64名、シード選手も1回戦免除はなく、優勝するためには4月29日から5月8日までの10日間に6試合を勝ち抜か…
本戦出場者数64名、シード選手も1回戦免除はなく、優勝するためには4月29日から5月8日までの10日間に6試合を勝ち抜かなくてはならない。グランドスラムに次ぐ規模の「WTA1000 マドリード」(スペイン・マドリード/4月29日~5月8日/クレーコート)で、これまでクレーを苦手としてきた大坂なおみ(日本/日清食品)はどんな活躍を見せてくれるのか、彼女のライバルたちは誰なのか。米テニスメディアBaselineなどが報じている。【関連記事】大坂なおみについてきっとまだ知らない25のこと
今大会には世界ランキングトップ20から17選手が出場、そこには世界2位の大坂、世界女王アシュリー・バーティ(オーストラリア)、世界3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)も含まれる。トーナメント表の4つの区画ごとに見てみよう。
第1シードのバーティは3月下旬から、マイアミ、チャールストン、シュツットガルトに出場しており、マイアミとシュツットガルトで優勝。1回戦では世界43位のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦するが、二人は今年に入ってメルボルン、全豪、チャールストンと既に3回対決しており、バーティの3勝0敗。ただそのうち2試合がフルセットにもつれており、簡単な相手ではない。
その後バーティと対戦する可能性があるのは、昨年の全仏覇者イガ・シフィオンテク(ポーランド)、マドリードで過去3度優勝のペトラ・クビトバ(チェコ)、前回覇者のキキ・バーテンズ(オランダ)らだ。
次の区画で最もシードが高いのは第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と第8シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)だが、第10シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)も同じぐらい怖い存在と言えるだろう。「全仏オープン」と「ウィンブルドン」を制したことのあるムグルッサは、なんと1回戦で「全米オープン」2017年覇者であるスローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦することになった。
第3シードのハレプがいる区画には、シュツットガルトで彼女を下したアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が入った。さらには元世界女王ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)や、元世界12位のエリース・メルテンス(ベルギー)がいる。ダブルスパートナーであるサバレンカとメルテンスは先週、シュツットガルトとイスタンブールでそれぞれシングルス準優勝を遂げている。
最後の区画にいる大坂は、マイアミ以来の実戦復帰だ。注目は、彼女がハードコート上で見せる素晴らしいプレーを、いかにクレー上で実現するか。マドリードはクレーコートの中では球足が速く、高地にあって空気が薄いせいで球がよく飛び、大坂にとっては悪い条件ではない。初戦の相手は予選勝ち抜き者となっているが、3回戦でマイアミで大坂を下したマリア・サカーリ(ギリシャ)と当たる可能性がある。同じ区画にいる第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は1回戦で若手のホープ、ココ・ガウフ(アメリカ)と、「全豪オープン」準優勝のジェニファー・ブレイディ(アメリカ)は元世界女王ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦予定だ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)