4月24日、東京六大学野球春季リーグの第3週1日目が行われ、第2試合では中盤に逆転した慶大が6対5で接戦を制した。

1点差に迫るソロホームランを打つ慶大・渡部遼

 1対3で迎えた5回裏、渡部遼人(4年・桐光学園)が2死からライトへソロ本塁打を放ち1点差とする。続く6回裏、ヒットと2四球で1死満塁とチャンスを広げると福井章吾(4年・大阪桐蔭)がレフトの頭を超す2点タイムリー二塁打を放って逆転に成功。さらにボークなどで2点を追加し、6対3とリードを広げた。
8回裏には2ランを浴びて1点差と迫られるが、8回途中から救援した橋本達弥(3年・長田)がリードを守り切って勝利した。

逆転となる2点タイムリー二塁打を放ち喜ぶ慶大・福井

 前週、毎回得点の記録を達成した明大は、この日も打線は好調。先制を許すもすぐに1点を返し、4回には植田理久都(4年・高松商)のソロで勝ち越しに成功。5回には陶山勇軌(4年・常総学院)にタイムリー二塁打が飛び出し、3点を追う8回には篠原翔太(4年・報徳学園)の2ランで慶大を追い詰めた。だがこの日も毎回安打となる12安打を放ったものの、あと1点及ばなかった。

明大は慶大を上回る12安打と、2戦連続となる毎回安打も及ばず

■明治大vs慶應義塾大
明大 010 110 020=5
慶大 100 014 00X=6
【明】●竹田、米原、磯村、石原-植田
【慶】森田、○渡部淳、生井、橋本達-福井
本塁打:慶應義塾大・渡部遼《5回ソロ》、明治大・植田《4回ソロ》、篠原《8回2ラン》

◎明治大・田中武宏監督
「竹田はオープン戦の頃から続けているような入り方をしてくれましたが、相手が粘ってきたので粘り負けしたかな。あとは四球ですね。逆転された回も先頭に粘り負けをしてそこから。四球から失点はセオリーですね」

◎明治大・竹田祐(4年・履正社)
「状態は悪くなかったので、しっかり一つ一つアウトを取ろうと思ったんですけど、粘れずにこんなに失点してしまって野手のみんなに申し訳ないなと思います」

◎慶應義塾大・堀井哲也監督
「チーム全員で1点に対して、取る時は集中して、また守る時は全員で防ぐという選手の意思統一がしっかり取れてやれたと思います」

◎慶應義塾大・福井章吾(4年・大阪桐蔭)
「(逆転打について)少し甘く入ったストレートをうまく打てました。狙って打ったというよりも、体が反応して飛んでくれたのでよかったです。風がなければレフトフライだと思うので、運も味方したのかなと思います」