ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)の「ビッグ3」は、過去1…
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)の「ビッグ3」は、過去15年以上にわたって男子テニスでいくつもの記録を打ち立ててきた。そんな中、とあるインタビューの中でナダルが「ジョコビッチは記録によりこだわっている」と発言したことに対して本人が反論した。伊ニュースサイトUBI Tennisが報じている。【関連記事】【3択クイズ・10問】ジョコビッチについてどれだけ知っている?【関連記事】【3択クイズ・10問】ナダルについてどれだけ知っている?
ビッグ3が持つ記録の中でもよく話題となるのがグランドスラムの優勝回数。歴代最多優勝20回のフェデラーとナダルを同18回のジョコビッチが追う形となっており、ジョコビッチはいつか最多記録を更新したいと公言してきた。今年2月の「全豪オープン」を制した直後には、今後のグランドスラムにより集中するため、スケジュールを調整することも示唆している。また、3月に世界1位の通算在位期間でフェデラー(310週)を抜いて歴代最多(311週)を記録した際には、「これまでで最も誇らしい記録」と喜びをあらわにしていた。
ジョコビッチは自分のこういった言動について「達成できなかった場合を考えて目標をはっきり口にしない人もいるけど、僕はそうじゃない。“この記録を破りたい、この目標を達成したい”と明言してきた。それが悪いことだとも思っていないよ」と説明。
だが、それと記録にこだわり過ぎているのは違うと、ジョコビッチはナダルの発言を真っ向から否定。これらの目標を掲げる根底にあるのは、あくまでもそれを達成したいという「情熱と大きな野望」があるからだと強調した。
これまでジョコビッチはナダルとツアーで56回対戦し、29勝を挙げている。2011年以来、グランドスラムの決勝では9度対戦しており、去年の「全仏オープン」決勝ではナダルがストレートでジョコビッチを下した。
ジョコビッチは「ラファのことは他のどの選手よりも尊敬している。僕にとって人生最大のライバルだよ」とコメント。ナダルの功績やテニスへの献身的な姿勢、練習への取り組み方などを称賛した一方で、「彼のモチベーションは彼にしかわからない。だから僕がそれについてどうこう言うことはできないよ」という言葉は、ナダルに対する牽制とも受け取れる。
33歳のジョコビッチは先日の「ATP1000 モンテカルロ」で世界33位のダニエル・エバンズ(イギリス)にストレート負けを喫し、3回戦で姿を消した。現在参戦中の「ATP250 ベオグラード」では母国でその「情熱と大きな野望」を示すことができるだろうか。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「ATPカップ」でのジョコビッチとナダル
(Photo by Andy Cheung/Getty Images)