テニス界にとってビッグ3の存在は大きなものだが、それはその中の一人であるラファエル・ナダル(スペイン)にとっても同じだ。…

テニス界にとってビッグ3の存在は大きなものだが、それはその中の一人であるラファエル・ナダル(スペイン)にとっても同じだ。ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の存在があったからこそ、これまでの偉業を成し遂げられたとナダルは語る。一方で、自分はたとえ競争相手がいなくても、同じように高みを目指していたとも話している。テニス関連ニュースサイトTennis Headが報じた【動画】ナダルのクレーでのスーパープレートップ10

ナダルは英Metro紙のインタビューで、「目の前に素晴らしい選手がいれば、自分がもっともっと良くなるために何をすべきかが明確になる」と話している。けれども、フェデラーやジョコビッチの存在は自分のテニスを磨くための一つの指標でしかないとも付け加えた。

「目の前の選手を追う以上に、自分にはもっと個人的なモチベーションがある」とし、戦う理由にファンや家族を挙げつつ、最終的には「自分のため」だと語る。己を越え続け、より良いテニス選手になることが究極の目標だと繰り返した。

その流れの中で、「ノバクはより(記録に)こだわっているね。別に悪い意味じゃないけど。彼はそういう記録についてよく話しているし、実際に素晴らしい結果を残している。でもそれは僕のキャリアの築き方とは違うんだ。僕はもっと健康的な野心を抱いているよ」とジョコビッチとの違いにも言及している。

今シーズンのナダルは準々決勝から先に進めておらず、体調不良により欠場した大会も少なくない。ジョコビッチ、フェデラー不在の「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月19日~4月25日/クレーコート)では、いつも以上に自分自身との闘いになりそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全仏オープン」V13の瞬間のナダル

(Photo by Julian Finney/Getty Images)