現地21日の「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月19…
現地21日の「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月19日~4月25日/クレーコート)大会3日目、男子シングルス2回戦で第9シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)が暴言を吐いたとして失格処分になった。ロイター通信や米スポーツメディアESPNなどが伝えている。【実際の動画】失格になったフォニーニ、去り際にラケットを破壊!【実際の動画】ナダルが苦しみながらも3回戦進出。最後はガッツポーズ&笑顔に【実際の動画】最後は相手のリターンがアウトに。錦織が3回戦進出
フォニーニは世界147位の予選勝者、Bernabe Zapata Miralles(スペイン)との対戦で、第1セットを0-6で失う。続く第2セット、サービスゲームを落として4-4と追いつかれた場面で、問題が起きた。線審が、フォニーニがフットフォールトを取られた際に線審に向かって暴言を吐いたと主審に報告したのだ。
フォニーニはすでにその試合で警告を受けていたため、主審によって失格処分を下された。フォニーニは「僕は彼に何も言っていない!」と叫ぶと、ラケットをネットポストに叩きつけて破壊し、苛立ちを隠せない様子でコートを去っていったという。その後、フォニーニは「何が起きたのかわからない。今回の件を調査してもらうつもりだ。僕はやっていないことで代償を支払うことになったんだからね」と無実を主張している。
これまでにもフォニーニはコート内での言動が度々問題視されており、2017年の「全米オープン」で逆上してしまったことから9万6000ドル(約1037万円)の罰金を課されたほか、グランドスラム2大会での暫定的な活動停止処分を下されたこともある。
他の試合では、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界111位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に第1セットを奪われながらも逆転勝利。「彼が素晴らしいプレーをした一方、僕はそうじゃなかった。特に序盤はね。その後、戦い方をちょっと変えたら、試合が大きく変わった」と話している。
そのナダルと3回戦で当たるのは、同大会7度目の3回戦進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)。2回戦で第13シードのクリスチャン・ガリン(チリ)を7-6(5)、4-6、6-1のフルセットマッチで下し、ナダルとの14度目の対戦に臨むことになった。
錦織は試合後、「今日2回戦勝ちました。2回連続3セットだったのでちょっと疲労もありますが、明日のラファ戦、頑張りたいと思います」と述べている。
ステファノス・チチパス(ギリシャ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)といった上位のシード選手が順調に3回戦へ駒を進める中、フォニーニ以外にもシード選手が姿を消している。第12シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)は世界58位のキャメロン・ノリー(イギリス)に、先週の「ATP1000 モンテカルロ」でベスト4だった第16シードのダニエル・エバンズ(イギリス)は世界75位のコランタン・ムーテ(フランス)に敗れた。
19歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と20歳のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)という期待の若手同士の対戦では、オジェ アリアシムが4-6、6-3、6-0と逆転勝利。オジェ アリアシムは次戦で、親友のデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦することが決まっている。
※為替レートは2021年4月22日時点
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP500 バルセロナ」で失格となった後、線審に抗議するフォニーニ
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)