【高橋華代子=コラム『写真で“見る”南関東競馬』】 4月に入り、地方競馬でも各地でルーキーたちがデビューをしています。…

【高橋華代子=コラム『写真で“見る”南関東競馬』】

 4月に入り、地方競馬でも各地でルーキーたちがデビューをしています。南関東競馬でも3人の騎手が仲間入り。このコラムを書いている時点では、2名の騎手がデビューし、それぞれうれしい初勝利を飾っています。

◆「競馬界の太陽のような存在に」

 船橋開催後の大井開催では、菅原涼太(すがわらりょうた)騎手がデビューしました。菅原騎手は東京都町田市出身の18歳。大井の堀千亜樹厩舎所属<小林牧場>です。

 干支が午年という何気ないきっかけから小学5年生の時に乗馬クラブへ通い始め、その後に東京競馬場へ行き、「騎手になりたい」と強く思ったそうです。

 菅原騎手は4月15日大井9レースで4番人気コウギョウサウスに騎乗し、逃げ切り勝ちを収め、初騎乗から8戦目でのうれしい勝利を挙げました。

「一度差し返されて周りが見えなくなるくらい必死に追っていたので、ゴール板を切った後に周りの先輩ジョッキーたちに『おめでとう』と言って頂いて、やっと勝ったことに気づきました。まだ18歳ですが、今までで一番うれしかったです」(菅原騎手)。

 菅原騎手は、松岡修造さんの『大丈夫。なぜなら僕は太陽だから』という言葉が好きで、勝負服は橙色を選んだそうです(地方競馬の騎手は自身の勝負服があります)。

「僕の原動力は家族で、母は僕たち兄弟3人を女手一つで育ててくれました。立派な騎手になって支えていきたいです。そして、競馬界の太陽のような存在になって明るいニュースを届けられるように頑張ります!」

 両騎手とも乗せて頂いた馬主様、所属の調教師、支えてくださったたくさんの方々への感謝の気持ちを口にしていました。

 さて、4月19日からの川崎開催では、以前このコーナーでもご紹介した神尾香澄(かみおかすみ)騎手がデビュー!川崎競馬場としては28年振りに女性騎手が誕生します。

 (文=高橋華代子)