ロシアメディアに優勝した国別対抗戦について語る 17日まで行われたフィギュアスケートの世界国別対抗戦(大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で、ロシアが初優勝を果たした。女子シングルで出場したアンナ・シェルバコワは母国メディアに対し「いつも日本…

ロシアメディアに優勝した国別対抗戦について語る

 17日まで行われたフィギュアスケートの世界国別対抗戦(大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で、ロシアが初優勝を果たした。女子シングルで出場したアンナ・シェルバコワは母国メディアに対し「いつも日本をとても大きな喜びとともに訪れます」などと語ったという。

 ショートプログラム(SP)、フリーともに1位となったシェルバコワ。ロシアに初の金メダルをもたらし、ともに出場したエリザベータ・トゥクタミシェワらと喜びながら記念撮影をするなど、日本での大会を楽しんだようだった。

 3月に17歳となったシェルバコワ。ロシアメディア「sport24.ru」は「『ストックホルムで感じたものより多くの喜びさえ感じています』 シェルバコワが国別対抗戦での勝利について」との見出しで記事を掲載している。

 シェルバコワは対抗戦について「今日お互いの演技に一喜一憂したとき、私は完全にチームの精神やチームの雰囲気を感じ取りました。私はストックホルム(の世界選手権)で感じたものより多くの喜びさえ感じています」と充実感を漂わせたという。

 大阪で開催された今大会については「いつも日本をとても大きな喜びとともに訪れます。スケーターにとってここに来ることは楽しい出来事です」と語った。かつて新型コロナウイルスに感染したことを明かしたうえで「ここ(日本)では厳しくてはっきりした制限のルールがあります。しかし、それは問題ではありません、私はすべてのルールを守っていました」と大会期間を振り返った。

 22年には北京五輪が予定されている。来季の課題を問われると「今のところ目的をはっきりとして、それについて熟慮していませんでした。しかし、私たちは常にすべてに関して練習しています。プログラム、エレメンツ。演出が面白くて、私がイメージを感じるようになるのが重要です。やらなければいけないことはとてもたくさんあります」と語ったと伝えられている。(THE ANSWER編集部)