KKT杯バンテリンレディス最終日 女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは18日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で最終日が行われた。4打差の8位で出た小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アン…

KKT杯バンテリンレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは18日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で最終日が行われた。4打差の8位で出た小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーで5打差の2位。今年3勝目はならなかったが、最終日の追い上げで好調ぶりを見せつけた。19歳の山下美夢有(加賀電子)が大会新の14アンダーで初優勝。

 さすがの追い上げを見せたが、届かなかった。小祝は前半4番でバーディー。7、8番も1つ伸ばしたが、チャンスホールの9番パー5でパー。「2オンを狙っていいところにあったのに、アプローチが全然寄らなくて入らず。これが本当に流れを大きく変えた。10番も流れが悪いままパットを外しましたし、一打の流れが大事だなと思いました」。続く10番でボギー。後半はイーブンパーで追撃の勢いを持続できなかった。

 前週は稲見萌寧(都築電気)とのプレーオフで敗れたものの、2位に入った。前週まで今年6戦2勝の実力通り、連続で上位フィニッシュ。「結果を見れば2位タイでまずまずかなと思うんですけど、トップとも差がありますし、自分の実力もまだまだかな」。最終日に66で逆転優勝した山下との差を振り返り、反省を口にした。

 次戦に向けて「明日は嫌いなトレーニングがある」と、うつむき気味。「有酸素運動が本当に苦手。明日は苦手な種目があるので、それが昨日、一昨日から憂鬱で『嫌だなー』と思っています。トレーニングは毎週あるので、それを乗り切ってという感じです」とマイペースに先を見据えた。(THE ANSWER編集部)