「全仏オープン」の1週間延期が発表されたことを受け、開催時期に影響が出る…
「全仏オープン」の1週間延期が発表されたことを受け、開催時期に影響が出るのではないかと懸念されていた今年の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)。現状は予定通り6月28日から本戦が始まる見込みであると、スポーツウェブメディアSportskeedaが報じた。【関連記事】「全仏オープン」1週間の延期をフランステニス協会が発表
フランスでは新型コロナウイルスの新規感染者が今年2月から急増。4月3日には全地域を対象とした3度目のロックダウンを決行した。それを受けてFFT(フランステニス連盟)は8日、政府と協議を重ねた上で、5月23日から開催予定だった「全仏オープン」の延期を発表。日程は5月30日から6月13日までと1週間後ろ倒しに変更された。
この延期により、「全仏オープン」終了から「ウィンブルドン」開幕までの期間が通常の3週間から2週間へと短くなり、両大会に出場したい選手たちの調整は厳しくなる。だが、今年度に関しては「2021年のツアースケジュールへの悪影響を避ける」ことを目的として、例外的にグラスコートのシーズン自体を1週間分短縮、それにより「ウィンブルドン」を当初のスケジュール通り行うことにしたようだ。
この決定について「ウィンブルドン」公式サイトは次のように説明している。
「4つのグランドスラム大会は、すべての競技レベルの選手が適切な練習、準備、試合を行うための有意義な準備期間を与えることが重要であるとの見解で一致している。このような理由から、グランドスラムと各ツアーは、2015年以降、“全仏オープン”と“ウィンブルドン”の間に3週間のグラスコートシーズンを設けるというカレンダーの変更を支持してきた」
「だが、今年の“全仏オープン”の開催にはFFTにとって大きな課題があり、また、他大会の開催への影響を避けるため、2021年は“ウィンブルドン”開始までのグラスコートシーズンを1週間短縮する」
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で、第2次世界大戦以降初の中止となった「ウィンブルドン」。今年こそは無事に開催されることを祈りたい。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ウィンブルドン」のロゴ
(Photo by Visionhaus/Corbis via Getty Images)