スポーツクライミングのスピード日本一を決める「第2回スピード・ジャパンカップ」。スピードは高さ15メートルの壁で、ホールドの配置が周知されているコースをどれだけ早く登るかを競う種目。予選は2トライのうち早い方のタイムを使用し、予選参加者の上位16名が決勝トーナメントに進出する。決勝トーナメントは順位が高い選手と低い選手が一回戦で当たるように組まれ、タイムの早い方が勝ち上がる。第1回大会は、男子が池田雄大、女子は野中生萌が優勝。五輪イヤーとなる今大会を制するのは果たして…。
FEATURED注目選手
-
楢﨑智亜
プロ転向から、わずか2年で日本人初となるボルダリングの世界王者に。2019シーズンは、自身2度目のボルダリングワールドカップ総合優勝、さらに世界選手権では種目別のボルダリングに続くコンバインドでも王者に輝き、2冠を達成した。ダイナミックな登りで"ニンジャ"の異名を持つ日本のエース。
-
楢﨑明智
クライミング界の次世代ヒーロー。長身を活かしたリーチを使った登りが得意で、2017年の世界ユースでは複合部門で1位を獲得。2018年複合ジャパンカップ2位、同年アジア選手権は複合とボルダリングで2冠に輝いた。2019シーズンはコンバインド世界選手権で5位に入るなど、複合でも世界と戦える実力を示した。
-
野口啓代
クライミングを初めてわずか1年で全日本ユースを制覇。2008年には日本人女性としてボルダリングワールドカップで初優勝、翌年には年間総合優勝、その快挙を4度獲得し、ワールドカップ優勝も通算21勝を数える。2019年コンバインド世界選手権では銀メダルを獲得するなど、今なお世界のトップに君臨するクライミング界の女王。
-
藤井快
都内のジムで働く会社員クライマー。スピードジャパンカップ前回大会2位。2019シーズンはアジア選手権リード、コンバインドで金メダルを獲得。ボルダリングで2位に入るなど成長した姿をみせつけた。
-
伊藤ふたば
ユース時代にはボルダリングの全日本、アジア、そして世界の全タイトルを獲得。2017年のボルダリングジャパンカップでは史上最年少14歳9か月で優勝、2020年大会では3年ぶりに女王に返り咲いた。2018年から本格的にワールドカップへ参戦し、2019シーズンは、ボルダリング重慶大会で5位に入るなど着実に力をつけている。
OVERVIEWイベント概要
大会名 | スポーツクライミング第2回スピードジャパンカップ |
---|---|
日時 | 2020年2月22日(土) |
会場 | モリパークアウトドアヴィレッジ スピードクライミングウォール |
大会サイト | https://www.jma-climbing.org/competition/2020/sjc/ |
主催 | 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA) |