スポーツクライミングの複合競技日本一を決める「第2回コンバインド・ジャパンカップ」。この大会は、2020東京五輪で採用される競技形式で行われ、五輪出場に繋がる重要な大会だ。 スピード、ボルダリング、リードの3種目で争われ、総合成績で順位を決定する。3種目を短期間で行う競技となるため、これまで以上にタフなフィジカルが求められる。
OVERVIEWイベント概要
大会名 | スポーツクライミング 第2回コンバインドジャパンカップ |
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日時 | 2019年5月25日(土)〜 5月26日(日) |
場所 | 石鎚クライミングパークSAIJO 愛媛県西条市氷見乙608 西条西部公園 |
大会サイト | https://www.jma-climbing.org/ |
FEATURED注目選手
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楢﨑智亜
生来の指の関節の強さと幼い頃体操で培ったしなやかさを武器にプロ転向から、わずか2年間で世界のトップに立つ。2016年の世界選手権では、日本人初の優勝を飾る。2017年のスポーツクライミングのワールドカップではリード、ボルダリング、スピードの3種目で争われる複合部門で初の総合優勝を達成。同じく日本代表選手の3歳下の弟・明智がいる。
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楢﨑明智
クライミング界の次世代ヒーロー。長身を活かしたリーチを使った登りが得意で、2017年の世界ユースでは複合部門で1位を獲得。日本人が苦手とするスピードで日本ランキング1位を持つ。ユース世代では常にトップを競っている。
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野口啓代
過去にW杯で4度、優勝した経験を持つクライミング界の女王。2017年、イランで開催されたアジア選手権ではボルダリングで2連覇を達成し、リードでも2位に輝くなどボルダリングとリードの2種目で世界五指に入る実力を持つトップクライマー。リード、クライミング、スピードの3種目の複合成績を伸ばすため、経験の少ないスピード種目に本格的に取り組み始めた。
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藤井快
2017年のスポーツクライミングのワールドカップでは、ボルダリングワールドカップ開幕戦で優勝を果たすなど複合部門3位に輝く。都内のジムで働く会社員クライマーで、大会前日に残業をこなすことも。昨年2月には会社の同僚と結婚。新しい家族の力も借りてメダルを狙う。
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伊藤ふたば
ボルダリングの日本一を決めるボルダリングジャパンカップを史上最年少の14歳で優勝。ユース世代で最も注目されている選手。2018年春から、ワールドカップに参戦できるため、世界を相手にどこまで戦うことができるか注目が集まっている。