来春の第98回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の「21世紀枠」で、沖縄県の推薦校に選ばれた県立名護高校(名…
来春の第98回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の「21世紀枠」で、沖縄県の推薦校に選ばれた県立名護高校(名護市)に13日、真栄田(まえだ)義光・県高野連会長から表彰状が贈られた。野球部の玉城琉瑚(たまきりゅうご)主将(2年)は「選ばれたことを自信にし、地域の期待を胸に精いっぱい努力したい」と研さんを誓った。
県高野連は推薦理由として、秋季県大会でベスト8進出の好成績を収めたことに加え、学業と部活動を両立させ、地域の生徒を中心としたチーム作りで地域に良い影響を与えていることを挙げた。県大会の準々決勝では、優勝した沖縄尚学に4―5で惜敗した。
名護は米国統治下の沖縄が日本に復帰した1972年の春と夏の甲子園に出場している。真栄田会長は「まだまだ伸びしろばかりなので、練習に励み、今後もいい成績を収めてほしい」とエールを送った。
21世紀枠は12月、九州・沖縄各県の推薦校から九州地区の候補校として1校が選ばれ、2026年1月30日の選考委員会で、九州を含む全国9地区の候補校からセンバツに出場する2校が決まる。【比嘉洋】