第96回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、昨秋の北信越大会と明治神宮大会を制した星稜(石川)が昨夏の甲子園8強の八戸学院光星(青森)を3―2で降し、2年ぶりにベスト8に進出した。 八戸学院光星は…

【八戸学院光星-星稜】一回裏星稜1死二塁、芦硲が中前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2024年3月25日、三浦研吾撮影

 第96回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、昨秋の北信越大会と明治神宮大会を制した星稜(石川)が昨夏の甲子園8強の八戸学院光星(青森)を3―2で降し、2年ぶりにベスト8に進出した。

 八戸学院光星は準優勝した2012年以来、12年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

 星稜は第9日(28日)第1試合の準々決勝で熊本国府と阿南光(徳島)の勝者と対戦する。

佐宗、粘りの投球で完投

 星稜が競り勝った。同点の六回、中島幹大の適時打で勝ち越した。投げては左腕・佐宗が粘りの投球を見せ、2失点完投した。八戸学院光星は三回に山本の2点適時打で一時追い付いたが、中盤以降は好機にあと1本が出ず。先発・洗平を援護できなかった。