SUPER GTは27日、富士スピードウェイで公式テストを開催。そこで通常とは違うスタート方法の練習を行った。SUPER GTは4月9~10日に岡山国際サーキットで開幕戦を迎えるが、その直前の公式テストとして3月27~28日に富士スピードウ…

SUPER GTは27日、富士スピードウェイで公式テストを開催。そこで通常とは違うスタート方法の練習を行った。

SUPER GTは4月9~10日に岡山国際サーキットで開幕戦を迎えるが、その直前の公式テストとして3月27~28日に富士スピードウェイで公式テストを行っている。午前2時間半、午後2時間半の走行セッションのあと、スタート練習を行った。

通常SUPER GTのスタート進行は、ダミーグリッドに整列後、セーフティーカー先導でコースを1周。その後隊列を整え、自分のグリッドの上を通過してスタートラインを切る。そのため隣のマシンとは少し余裕があり、スタート後の1コーナーではワイドに広がったマシンが突入する迫力あるシーンが見られる。

今回は通常とは異なり、セーフティーカー先導のコースを1周したのち、グリッドよりも内側にマシンを寄せ合い、左右の幅を狭めたインディスタートと呼ばれる密集した状態でスタートを切った。

SUPER GTでは、2019年のDTMとの交流戦の際にインディスタートが行われ、前後左右が密集した状態でスタートが切られて、その迫力あるシーンにファンもドライバーも興奮した覚えがある。

今回はそこまで密集していたわけではないが、通常から比べるとかなり密集した状態だった。今シーズンこのインディスタートが行われるとはアナウンスされていないが、今後の演出としての練習も兼ねているのかもしれない。