今年も3月のモータースポーツファン感謝デーを皮切りに、様々なレースイベントが開催される鈴鹿サーキット。首都圏に住んでいる方にとっては、「現地までのアクセスが大変」と思われがちだが、実は比較的簡単にアクセスが簡単にできるのだ。当初参加を予定し…
今年も3月のモータースポーツファン感謝デーを皮切りに、様々なレースイベントが開催される鈴鹿サーキット。首都圏に住んでいる方にとっては、「現地までのアクセスが大変」と思われがちだが、実は比較的簡単にアクセスが簡単にできるのだ。
当初参加を予定していたフェリペ・マッサは急遽F1に復帰することになったため欠席となったが、昨年に引き続きジャン・アレジ、ジュリアーノ・アレジ親子が来場する他、恒例の星野一義と中嶋悟の対決、ARTAを指揮する鈴木亜久里と土屋圭一による対決イベントも予定。往年のレースファンにとっては、堪らない2日間となりそうだ。
しかし、普通に「サーキット」と聞くと首都圏から遠く、レースを観る以外はすることがないように思われがち。そのため、現地へ行くことを諦めている方も多いはず。だが、鈴鹿サーキットは意外とアクセスが便利なのだ。
◆時間が確実なのはやはり電車?
通常、レースを行うサーキットは、山奥にあるという印象で電車など公共交通機関を使ってのアクセスは非常に困難と思われがちだ。ただ鈴鹿サーキットは、鈴鹿市の街中にあるため最寄駅も非常に近い。
一番近いのは名古屋や四日市、津からアクセスできる伊勢鉄道。その鈴鹿サーキット稲生駅で降りれば、徒歩20分ほどでメインゲートに到着する。電車の駅からバスなどを利用する必要がないため特に混雑するF1日本GPなどで、このルートを利用するファンも多い。
鈴鹿サーキット稲生駅
また近鉄白子駅からのアクセスも便利になっている。名古屋や大阪から1本でアクセスでき、駅からサーキットまでは路線バスが出ている。特にファン感謝デーなどイベントがある日は臨時バスも運行しているため、大きな待ち時間なくサーキットへ向かうことができる。
◆新東名開通で、首都圏からのアクセスが格段に便利に
続いて自家用車での来場方法。東名阪自動車道の鈴鹿ICか亀山ICが最寄りのインターチェンジ。そこから約20~30分で到着する。
また最近は新東名高速道路も開通し、首都圏からサーキットまでの所要時間も短縮された。また現在、新東名での 一部区間の最高速度引き上げも検討されており、これが正式導入されれば、さらにアクセスしやすくなるかもしれない。
気になる駐車場だが、鈴鹿サーキットはメインゲート横に大型駐車場を設置。レースイベント時は満車になることもあるが、近隣にいくつも駐車場があるため、車を停めるところには困らない。ただし、駐車場が集中しているということもあり、イベント終了後から帰る際には渋滞が起きてしまうこともあるので、そこは事前に頭に入れておいた方が良いだろう。
◆遊園地もあるため、家族で楽しむことも可能
鈴鹿サーキットは、ゆうえんちやホテル、温泉施設なども併設されており、単にレース観戦やイベントを楽しむだけなく、様々な楽しみ方がある。
特に今回のファン感謝デーでは公式サイトでモートピアパスポートの特別優待券がダウンロードできるようになっている。これを利用すれば通常は(大人)4300円が3200円になり、子ども料金も通常価格より800円安くなる。
またゆうえんちの隣には鈴鹿サーキットホテルもあり、週末の毎回殺到するもののサーキットからすぐ近くの場所で宿泊可能。また温泉施設「クアガーデン」もあり、こちらはホテルに宿泊しない来場者でも利用できる。
このように、家族で来ても1日を満喫できる施設が揃っているため、レースが大好きなお父さんはサーキットでイベントに参加し、お母さんや子どもたちは一緒に来てゆうえんちで遊ぶことができる。そして夜はサーキットホテルに宿泊するもよし、クアガーデンで1日の疲れを取るもよし。モータースポーツに触れる以外の楽しみ方が満載なのだ。
今年も、モータースポーツシーズン到来を告げるファン感謝デーは3月4・5日に開催。鈴鹿サーキット公式ホームページでは入場無料となる特別招待券を配布中。公式サイトからダウンロードが可能だ。
2016鈴鹿ファン感謝デー《撮影 吉田知弘》
2016鈴鹿ファン感謝デー《撮影 吉田知弘》
アレジ親子対決(鈴鹿ファン感謝デー16)《撮影 吉田知弘》