2014年フットバッグの世界大会である「World Footbag Championships 2014」にて優勝し、アジア人初の世界一に輝いた日本を代表するフットバッグプレイヤーで現在多数のメディア出演やパフォーマンス活動も精力的に行って…

2014年フットバッグの世界大会である「World Footbag Championships 2014」にて優勝し、アジア人初の世界一に輝いた日本を代表するフットバッグプレイヤーで現在多数のメディア出演やパフォーマンス活動も精力的に行っている石田太志(TAISHI ISHIDA)にフットバッグの現状、魅力や今後の目標を語ってもらった。

 

—自己紹介をお願いします。

石田:プロフットバッグプレイヤーの石田太志です。

—フットバッグを始めたきっかけを教えてください。

石田:スポーツショップで映像が流れていて、海外のプレイヤーがすごい技をやっていて、それに見とれてというかインパクトを受けて始めました。

—もともとはサッカーをやっていたのですか?

石田:そうですね、小学校1年から高校3年までの12年間サッカーをやっていました。

—2014年にWorld Footbag ChampionshipsのShred30部門で優勝した時の心境はいかがでしたか?

石田:もともとTOP10入りを目指していて、日本人がTOP10に入ったことがなかったので、それを目指していたんですけれど、色々な良い条件が重なって優勝できた時は信じられない気持ちでした。

—2016年は同大会で惜しくも準優勝に終わりましたが、悔しさはありましたか?

石田:そうですね、世界一になろうと練習を積んできていたので、予選は1位で突破していたりもしたので、本当に悔しかったです。

—フットバッグの魅力を教えてください。

石田:フットバッグの魅力としては、技の種類が2000種類くらい多岐にわたってあって、その1つ1つ難易度があるんですけど、その人にあった難易度の技に挑戦して、できていなかった技が練習を続けると、成功してその時がすごく快感を感じて、それがフットバッグの一番の魅力だと思います。

—日本のフットバッグ人口はどれくらいですか?

石田:僕がフットバッグを海外の工場と契約して生産をしているんですけど、スポーツショップや自分で販売をしていて6,7千個売れているので、それだけフットバッグを持っている人はいるんですけど、人口でアクティブな人は100-200人くらいかなと思います。

—フットバッグを広めるために必要なことは何でしょうか?

石田:最初の火種がすごく難しいので、僕がこうやって続けられているのも、一番初めに仲間4,5人で練習を続けていけて、相手のプレイを見て切磋琢磨して一緒に楽しみを共有することで、続けられるようになると思うのでそこが広げるきっかけ作りになるし、肝かなと思います。

—今後の目標を教えてください。

石田:一年に一回、世界大会が毎年各国で行われていて、来年アメリカのポートランドで世界大会があるので、またそれに向けて世界一を取るのが一つの目標と、もう一つはフットバッグ界で今45年歴史があるんですけど、殿堂入りというものがあって、技術の高いプレイヤーが選ばれるんですけど、それに選ばれるようになりたいなと思います。

—最後に応援してくれる皆様へメッセージをお願いします。

石田:今、このフットバッグだけで5年経ちましたが、最初見向きもされなかったフットバッグのプレーだとか自分のことだったりしたんですけど、今こうやってあるのも5年の中で培ってきた出会ってきた人達のおかげだと思います。
世界大会もサポートいただいているので、これからもまたまだこのフットバッグを知らない人に知ってもらえるようにいければと思います。宜しくお願いします。