元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴と林歳彦がパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組「としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!」(提供:株式会社ユーポス、株式会社ジャパンクリエイトグループ、もとの樹)。ま…

 元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴と林歳彦がパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組「としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!」(提供:株式会社ユーポス、株式会社ジャパンクリエイトグループ、もとの樹)。

まもなくラグビートップリーグはシーズン突入を迎えるが、それを前にゲストにラグビー元日本代表で、現在はアメリカ・メジャーリーグラグビーにて活躍する畠山健介さんが出演。

自身の選手生活やラグビーへの思いなど、ラグビーへの興味が引き立てられる内容が放送された。

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ラグビーはタックルだけじゃない!


ラグビー選手といえば、強靭な肉体を誇るイメージだが、なぜそんなに体が強いのか?と尋ねられた畠山さんは、

「僕、実を言うとそんなに体強くないです。大学くらいまでは結構大柄な方だったので、ぶちかましたりとかして前に行けていましたけど、社会人とか日本代表となって海外の選手と戦うとなると、自分より強くて大きい選手がいっぱいいるので正面衝突して倒されることもありました」

と、自身の経験を明かし、

「ラグビーは人が目の前に居ても、人と人の合間に行ったらタックルしにくいとか、そういうのを考えながらプレーしてました。ボールを運ぶのに、わざわざぶち当たる必要はないんです」

と、ラグビーはテクニックで戦えることも打ち明けた。

ラグビーのプレー面での印象と言えばタックルが思い浮かぶが、

「ニュースで取り上げられるときは、そういうシーンを抜いてもらえるのでそこに目が行きがちだし、そういった迫力のあるシーンのほうが分かりやすいじゃないですか。だから難しいですよね」

と、ラグビーの真の戦い方が伝わりにくい背景を語った。

「頭が良くないと難しい競技ですよね」という声が上がると、

「一定のポジションだけですよ。僕らなんか馬車馬みたいなもんですから(笑)」

と、畠山さんが笑いを誘う一面があった。

ベース部分を作り上げることが勝利のカギ

ラグビーは広いフィールド内を15人あるいは7人で駆け回りプレーをするわけだが、重い体で広いグラウンドを走るというのは大変そうに感じると言う声が上がると畠山さんは、

「最近の流行りとしては、背番号が1~5番の大柄な選手はなるべく端まで走らなくていいよ、みたいな仕事するエリアが決まっていたりします。僕はどちらかというと、機動力タイプの人間なので限定された方がやりにくいです」

と、最近のプレー事情と自身の感覚について打ち明けた。

林から2015年南アフリカ戦について、

「プレーしている選手は感動するものなんですか?僕ら観ていたら1つ1つのシーンが感動なんですよ」

と問いかけられると、畠山さんは

「僕だけでなく他のメンバーもそうだと思うんですけど、やっている時は勝つか負けるかわかない感じなので、そんなに一喜一憂していないというか。張り詰めた感じですね。交代してからは特にそうなんですが、会場の雰囲気に興奮していましたね」

と当時を語り、貴重な選手目線での感想を述べた。

「モメンタム」という言葉が勝利の要因だったと言われていたことについて、

「モメンタムはすごく大事で、勢いがあったと思います。ただそれに至るまで、当時監督だったエディー・ジョーンズさんが、南アフリカの試合前から逆算してずっと準備してくれていたんです。勢いも大事ですけど、勢いに乗るためのベース部分をしっかり自分たちで作り上げていったという事もあると思います」

「根拠のある自身に変わっていった感じでした。最初は南アフリカなので不安な部分もあったんですが、やっていくうちに通用していくシーンが多かったのでいけるという確信を持っていました」

と、真の勝利のカギについてや当時の心境について語った。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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