インド・チェンナイで開催されている「エアセル チェンナイ・オープン」(ATP250/1月2~8日/賞金総額50万5730ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が第5シードの…

 インド・チェンナイで開催されている「エアセル チェンナイ・オープン」(ATP250/1月2~8日/賞金総額50万5730ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が第5シードのブノワ・ペール(フランス)を6-3 6-3で退け、決勝でダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦することになった。

 2013年大会の準優勝者、バウティスタ アグートはペールに対して終始主導権を握った。28歳のバウティスタ アグートは4年前の大会の準決勝でもペールを破っており、今回を含む過去6度の対戦で一度も負けていない。  「僕はよりよい、アグレッシブなテニスをしたと思うよ」とバウティスタ アグート。彼は日曜日にキャリア5つ目のタイトルをかけて戦うことになる。  一方、ノーシードの20歳メドベデフは、経験豊富なデュディ・セラ(イスラエル)を4-6 7-6(2) 6-2で下し、初のツアー決勝進出を成し遂げた。

 セラは第2セット第10ゲームでマッチポイントをつかんでいたが、メドベデフがウィナーでそれをしのぎ、タイブレークでプレーのレベルを引き上げて、最終セットもそのまま押しきった。世界99位のメドベデフにとっては初の決勝というだけでなく、準決勝も初の体験だった。(C)AP