悩めるアマチュアゴルファーへ人気女子プロがとっておきのアドバイス松田鈴英プロ編レッスン4.ミドルアイアンで正確なショットを打つ人気女子プロが、アマチュアゴルファーが抱える問題や悩みを解消してくれる実践レッスン企画。今回は、35歳・男性Wさん…

悩めるアマチュアゴルファーへ
人気女子プロがとっておきのアドバイス

松田鈴英プロ編
レッスン4.ミドルアイアンで正確なショットを打つ


人気女子プロが、アマチュアゴルファーが抱える問題や悩みを解消してくれる実践レッスン企画。今回は、35歳・男性Wさんから届いた

「7番や6番アイアンになると、急にダフリやトップが多くなります。ミドルアイアンをきちんと打てるようになりたいのですが、どうしたらいいですか」という悩みについて。これに対しても、松田鈴英プロから効果的な助言をもらった――。

◆ミドルアイアンでミスが出る原因
 私たちプロでも、6、7番アイアンあたりから、ピンに絡む確率が低くなってきます。そのため、7番アイアンの上、6番とか5番アイアンで打つ際は、クラブを短く持ったり、スイングをコンパクトにしたりして、正確性を出すようにしています。

 あと、アマチュアの方は、残り距離に対してギリギリ届くクラブを持って、常にフルスイングしているケースが多いと思いますが、そういったこともミスが出やすい原因になっているのではないでしょうか。

 私は、ほぼすべてのクラブで、6、7割くらいセーブして振っています。ただし、セーブして打つ時は、スイングに緩みが出るとミスショットとなってしまいます。そこで、クラブを短く持ったり、トップの位置をコンパクトにすることで、スイングに緩みが出ないようにしています。



ミドルアイアンではコンパクトなスイングをして正確性を出す

◆アイアンのティーショットでミスが出る原因
 また、パー3のティーショットでは、ミドルアインを使用することが多いと思います。その時、アマチュアの方はダフるのが怖いからか、ティーアップを高くしている人を多く見かけます。

 これは、オススメできません。というのも、アイアンで打つ際、ティーアップが高すぎると、打点がズレたり、引っかけるミスが出たりしやすいからです。

 私の場合、ティーアップはボールがちょっと浮いているくらいの低めにセットします。こうすると、直接芝の上から打つ、いつものアイアンショットと同じ感覚で振っていけるので、ミスが出にくいんです。

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アイアンを使用するパー3のティーショットにおいて、ティーアップは低めに。ボールが少し浮いているくらいが理想