■新潟…

■新潟アルビレックスBB vs 京都ハンナリーズ(@シティホールプラザアオーレ長岡)

第1戦:1月2日17時5分 第2戦:13時5分

 西田優大と水野幹太を加えてさらに若返った新潟アルビレックスBBだが、前節の信州ブレイブウォリアーズ戦はあえなく連敗。1戦目は第2クォーターにわずか9得点で主導権を失い、西田をスターターに抜擢した2戦目は第4クォーターに一時8点リードしながらも逆転負け。再延長に及ぶ大接戦を制して始まった12月は、終わってみれば2勝8敗と“借金”がかさむ結果となった。今節を前に特別指定選手として伊藤領の入団も発表され、西田や水野とともに起爆剤としての活躍を期待したい。

 その新潟と現在勝率で並んでいる京都ハンナリーズ。しかし、11月まで3勝止まりだったことを考えると、川崎ブレイブサンダースから2勝を奪った12月は新潟と対照的に上昇気流に乗っている状況だ。前節のサンロッカーズ渋谷戦も、連敗したとはいえ2戦とも後半に50得点以上を挙げ、最終スコアはいずれも5点差と十分に勝機はあった。貴重な仕事を遂行してきたベンジャミン・ローソンが代役の務めを終え、ジャスティン・ハーパーがインジュアリーリストから復帰。本格的に巻き返しの態勢に入ることになる。

 両者は第5節にも対戦して1勝1敗。ハーパー不在の京都が外国籍選手2人で臨んだにもかかわらず、新潟は2戦ともその2人に計60得点以上を許している。外国籍選手を離して守ってはならず、今季一度もなかった2ケタ得点を前節2戦とも記録した永吉佑也への警戒も不可欠。ディフェンス面で一工夫が欲しいところだ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・新潟(ヘッドコーチ:福田将吾)

星野曹樹

大矢孝太朗

アレン・ダーラム

五十嵐圭

柏倉哲平

石井峻平 ※インジュアリーリスト

西田優大

納見悠仁

佐藤公威

ロスコ・アレン

水野幹太

池田雄一

林翔太郎

ジェイソン・ウォッシュバーン

・京都(ヘッドコーチ:小川伸也)

寺嶋良

會田圭佑

大庭岳輝

久保田義章

松井啓十郎

満田丈太郎

レイヴォンテ・ライス

石谷聡

細川一輝

ジャスティン・ハーパー

内海慎吾

永吉佑也

デイヴィッド・サイモン