運動を続けるための試み みなさんに生活習慣病の予防として運動習慣を身に付けてもらいたいと切に思っています。スポーツは競技スポーツだけでなく健康スポーツもあります。運動するという表現を用いて中高年層にもからだを動かすことを奨励しています。たい…
運動を続けるための試み
みなさんに生活習慣病の予防として運動習慣を身に付けてもらいたいと切に思っています。
スポーツは競技スポーツだけでなく健康スポーツもあります。運動するという表現を用いて中高年層にもからだを動かすことを奨励しています。たいへん重要な生活習慣の改善策です。
運動に対して無関心な方々に気を向けてもらいたい願いから、運動体験コラムを公開しています。
運動によって自分のからだや心境の変化に気が付く過程があると、運動することが楽しくなってきます。
あれ?どうして??と自らに問い掛け、じゃあ次回はどうしようか?と、運動したことでからだの変調に気付いてしかも納得できれば、次のステップに進む意欲も湧いてくると思います。
だけど同じ運動様式ばかりでは、続けていて面白味が薄れて飽きてきますよね。せっかく運動に対して無関心だった人が行動変容につながり掛けたのに、途中で止めてしまうなんてもったいないです!
私はジョギングを続けて13年目になります。
この度長年続けてきたジョギングの仕様に、ちょっと変化を付けるためのアイテムと出会いました。
・今すぐ読みたい→
「喫煙」による金銭と時間の浪費について https://cocokara-next.com/fitness/waste-money-and-time-by-smoking/
果たして私の運動習慣の相棒となるか?そのアイテムたちといっしょにジョギングした体験を、今回からシリーズでレポートしようと思います。
『腕振りお助けアイテム』 試用レポート No.1
遥々USAからやって来たアイテム 愛称「振り子くん」
1.field trial日時
2020年10月4日 am10:00~pm0:30
2.今回のtrialに至った経緯
運動習慣を継続するには、運動の種類によって目標とする時間,重さ,距離などを達成することでモチベーションが維持されることが多い。
今回【健康わくわくサークル】の一会員様から、快適なジョギングを楽しめるアイテム(のちに愛称「振り子くん」と命名することになる)が提供された。
現物を手にしてみると、走る意欲が湧き出てくるような感触を覚えた。
そこで先ずは今までのジョギングの様式で試してみることにした。
3.方法
今回は第一回目のtrialなので、既に習慣化しているジョギング方法を基本に実践した。
【実行したメニュー】
① ジョギング連続2時間5分+ウォーキング5分+ジョギング5分+ウォーキング5分
+ジョギング5分 (途中立ち止まる事は一切なし)
② アイテムを付属のロープで両手の甲に巻き付けて固定する。
③ アイテムを使う時に必ず守る事として、「両親指はプラットフォームに据えるだけ」に絞った。
④ 呼吸法は敢えて意識せずにいつものペースを保った。
3歩進む毎に長い吸気(スー―)と呼気(ハ――)の繰り返し。
手のひらに載せて、手の甲にラインを巻き、親指を置くプラットフォームに引っ掛けて握ります
4.試用して気付いた事と感想
・『腕振りお助けアイテム』 を最初握った時に思ったこと。
両親指を何かの上に載せながら走った経験がなかったこともあり、前進するためのサポート役になりそうだと直感的に思った。
・自己流だがジョギング前には必ずストレッチ体操を行う。
その時点からこのアイテムを手にはめた。両腕を交差させて伸ばし、上半身を回転させる体操ではふらつきもなく行えた。
・走り始めてから直ぐに、前進するのが楽に感じた。物を握って、しかも親指を固定して走ることが初体験だったためか?安定した腕の振りが実践できた。
・特に坂道を駆け上がる時に馬力が出る感じだった。
・アイテムをお伴に走り続けると、いつもより余裕のある走りができていると感じた。
武蔵野の杜の風景を見渡しながらのジョギングを楽しんだ。
・いつもより走るペースが早かったのでは?と思った理由は、スタートからの経過時間が短いのに、脚の筋肉(太ももの裏やふくらはぎ)に疲労を感じ始めたため。無意識の内にアイテムの効果が表れて、短時間に大きな運動負荷が掛かったためか?
親指を置いて走ることが、今までの走りのペースに影響するとしたら・・・。その理由は??
腕の振りに注意しながらジョギングを続けてみた。
親指が安定して腕の振り(動作)そのものが大きくて、しっかりとした振り子運動に気が付いた。
親指を力点とする腕を後ろに押す力と、肘を後ろに引く力のベクトルが重なって、走りに必要な腕の振り子運動が効率よく実践された。そして結果的に腕の振り子運動が前に進む推進力となっているのだろうと推測した。
・私自身、ウォーキングとジョギングを交互に繰り返すインターバルジョギングを辛い運動だと 思っている。中学生の頃、部活で一番辛かった練習メニューだったから。
そのインターバルジョギングを敢えて実践してみたが、ウォーキングからジョギングに切り替えて再出発した時、今までにないほど安定感があり苦痛も少なかった。
※生活習慣病やフレイルの予防に有効とされる有酸素運動。
特にウォーキングより高い運動効果のあるインターバル速歩や、運動負荷を自由に変えられるインターバルジョギング(※1)の際には、頼れるサポート役になると思われる。
5.注意点と今後の予定
ジョギング後、青梅マラソン(30km)を完走した時と同じような疲労感があった。
いつものジョギングではそこまで感じたことがいないのに・・・。
今回のtrialで『腕振りお助けアイテム』の効果とその原理(振り子の原理)に気付いたように思う。
そこでこのアイテムの愛称を「振り子くん」と命名することにした。
今回はともあれ振り子くんを使ってみることをミッションとした。次回は一定の距離をどのくらいの時間で走り切るか?tryしてみたい。
ジョギング中の体内の変化にも着目したくなった。
【出典】
(※1)健検公式テキスト 増補改訂版 有酸素運動② 歩行の質を高める
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。