「スポーツ界の名珍場面総集編」―10月、デッドリフト500キロ男の食生活が話題に 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場…

「スポーツ界の名珍場面総集編」―10月、デッドリフト500キロ男の食生活が話題に

 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回はデッドリフトの前世界記録保持者で「世界最強の男」コンテストの優勝経験を持つエディー・ホール(英国)。10月、1日の摂取カロリーが成人男性の約3倍に当たる7000キロカロリーであると、ホールの妻が衝撃証言をしたことで話題となった。

 驚異的な食生活が報じられた。顔の10倍ほどはありそうな超巨大のナンを手に持った男。自身のインスタグラムに実際の写真を公開し、文面で「4キロのナンを食べる」と説明しているこの男が、エディー・ホールだ。海外ファンからは「狂っている」「面白すぎる」「こんなものが存在するのか」などと驚きの声が寄せられていた。

 デッドリフト500キロという驚異的な怪力を誇るホール。今年10月、「怪力男のエディー・ホールの妻が、1日7000キロカロリーという彼の巨大な食事を説明した」との見出しで記事を掲載したのは、英紙「デイリー・スター」だった。

 記事では、ホールが毎日6回、高カロリーの食事をしていることなどを説明。妻アレクサンドラさんが「彼(ホール)は週4日、45分の有酸素運動と3時間のウエイトトレーニングを行っているの。そして彼は昼寝をして、ディナーを食べ、そしてボクシングのトレーニングをしているわ」などと語ったことが伝えられていた。

妻は食事の重要性を理解「私たちはスポーツ一家だわ」

 ホールは週の残りの日も有酸素運動、高強度インターバルトレーニングなどに励んでいると記載されていた。激しい運動とともに、毎日計7000キロカロリーという食事をしており、記事では「これは成人男性が推奨されている量の3倍の摂取量だ」と注目していた。

 アレクサンドラさんは「彼には通常1日6食を用意しなくてはいけないの。主に炭水化物、たんぱく質、野菜を中心にとっているわね」「エディーは普通のサイズの皿では食べられないの。彼の食事を盛り付けるためには大皿が必要になってくるわ」などとホールの食事事情を語り、ただ闇雲に食べまくっているわけではないことをアピールしていた。

「私たちはスポーツ一家だわ。だから栄養の重要性はちゃんと理解しているわ。良いパフォーマンスをするために、彼が食事をしっかり摂ることは、私の仕事なの」

 このように語っていたと伝えられているアレクサンドラさん。190センチ、186キロのホールは、来年9月に米俳優ハフソー・ビョルンソン氏との2人で計391キロという「ボクシング史上最重量マッチ」に挑むと海外で報道されている。(THE ANSWER編集部)