大王製紙エリエールレディスオープン第2日 女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスオープン第2日は20日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)にて無観客で行われた。首位で出た19歳の笹生優花(ICTSI)は3バーデ…
大王製紙エリエールレディスオープン第2日
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスオープン第2日は20日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)にて無観客で行われた。首位で出た19歳の笹生優花(ICTSI)は3バーディー、2ボギーの70で回って通算7アンダー。3か月ぶりのツアー通算3勝目へ、西村優菜(フリー)と並ぶ首位で決勝ラウンドに進出した。
賞金ランクトップの笹生が首位を守った。スタート前には濃霧の影響で約1時間半中断。それでも動じることなくスコアを1つ伸ばした。ラウンド後は「まあまあだったと思います」とコメント。「毎週、毎週しなければいけないことが決まっているので、それをやっていい結果に繋がればいいなと思っている。それだけです」と心境を明かした。
昨年11月のプロテストに合格し、今季は8月の開幕2戦目、3戦目で2連勝。彗星のごとくツアーに現れ、以降はトップ10前後に多く顔を出した。前週は予選落ち。3か月ぶりの3勝目が見えてきたが、決勝ラウンドの意気込みについて「あと2日なので楽しんで、自分のゴルフができればと思います」と冷静。「楽しむとは?」の問いにこう答えた。
「無事に18ホール回ることですね。何も問題なく、回りたいじゃないですか。(無事とは?)怪我とか、簡単な場面で無事に終われることと、ゴルフをするからには18ホール回りたいので。急に辞めるような事件がないように、いつもやって楽しんでいます」
飛距離や力強いショットを武器に安定したゴルフを展開する19歳。賞金ランクトップの実力を見せる。(THE ANSWER編集部)