《陸上競技部》第82回関西学生対校駅伝競走大会(2020年11月14日) 11月14日、京丹後市で第82回関西学生対校駅伝競走大会(=京丹後はごろも陸上競技場リニューアルオープン記念 京丹後大学駅伝)が行われた。久美浜町・浜公園から京丹後は…

《陸上競技部》第82回関西学生対校駅伝競走大会(2020年11月14日)

11月14日、京丹後市で第82回関西学生対校駅伝競走大会(=京丹後はごろも陸上競技場リニューアルオープン記念 京丹後大学駅伝)が行われた。久美浜町・浜公園から京丹後はごろも陸上競技場までの7区間、71.6キロメートルを7人で走破するこの大会。今回は4年次生が最後のレースとなったが、惜しくも5位でフィニッシュ。悔しい結果に終わった。

▲ゴールテープを切るアンカー稲垣

リザルト

1区(9.0km)坂口博基 27分48秒(区間1位)
2区(7.7km)市川佳孝 26分00秒(区間9位)
3区(7.0km)北澤涼雅 19分46秒(区間2位)
4区(9.8km)浦田昂生 29分59秒(区間2位)
5区(12.3km)時岡宗生 38分11秒(区間10位)
6区(13.3km)畠中択実 41分52秒(区間5位)
7区(12.5km)稲垣雄二 39分32秒(区間7位)

総合成績:5位 3時間43分08秒

昨年の今大会では3位、11月1日に行われた全日本大学駅伝(伊勢駅伝)では21位。他の関西勢も勢いを上げてきているなか、今大会での最多優勝回数を誇る京産大としてはここで一矢報いたいところであった。

1区を走るのは坂口。昨年は同じ1区で2位と区間賞を逃していた。今回は20分を過ぎた辺りから集団を抜け出したトップの関西学院大と競り合い、第1中継所直前でスパートをかけて抜き去り1位でタスキを繋ぐ。

2区を任されたのは市川。主将として力走を見せるも中継所直前の登り坂で4位集団に抜かれてしまい6位で第2中継所へ。

▲力走を見せる市川

3区の北澤は11月1日の伊勢駅伝では1区を走り、全国のライバルらが硬直状態にあった集団を崩した選手だ。6位でタスキを受け取ると、順位を一気に3位まで上げる猛追を見せて4区へ繋ぐ。

4区は浦田。3位の関西学院大と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げ、最終的に第4中継所では3位と1分弱のリードをつけて2位でタスキリレーを行う。

5区・時岡は2位のままで1位の立命館大を懸命に追うが、後続のびわこ学院大、関西学院大に抜かれ、順位を2つ下げて4位とする。

6区の畠中は4位でタスキを受け取り、そのままの順位を維持しながら第6中継所へ。3位との差は1分30秒ほどで、アンカーへ繋ぐ。

▲安定した走りを見せる畠中

市川・畠中と同じく今年がラストイヤーである7区の稲垣は4位でスタートするも7区7.6km地点では5位の京都大に並ばれる。ゴール地点の競技場外周を1周周回する際に大きく突き放され、ゴールテープを5番目に切った。

▲京都大の選手と競り合う稲垣

コメント

2区・市川主将
不本意な結果になってしまった。チームとしては後悔が残る。個人としても後悔と申し訳なさがある。
大会前は緊張しておらず、不安通りの生活を心がけていたが、少しは緊張していたみたいです。
(4年次生までで思い出に残っているレースは) 
1年生の時に走った関西インカレ1500m。全カレ標準記録を達成して、決勝までいけたこと。
また、1年の出雲で仲良くしてもらった宮下先輩とタスキをつなげたのが一生の思い出。
(他学年へ向けて)
今の三回は走力もあるから丹後で優勝を狙ってほしい。1.2回はいつ自分の体のピークが来るかわからないから、いつでもどん欲にメンバー入りを狙ってほしい。

【取材 朝倉力、加藤弦】