12月3日から6日にかけて、世界遺産、元離宮二条城(京都府京都市)で「コンコルソ・デレガンツァ京都2016」が開催されている。イタリアのコモ湖畔で毎年5月に開催されている「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」、そして、アメリカはカリフ…

12月3日から6日にかけて、世界遺産、元離宮二条城(京都府京都市)で「コンコルソ・デレガンツァ京都2016」が開催されている。

イタリアのコモ湖畔で毎年5月に開催されている「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」、そして、アメリカはカリフォルニア州、カーメル近郊のペブルビーチゴルフコースにて毎年8月に開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」が、現在行われているクラシックカーのコンクール・デレガンスで権威ある2大イベントだ。

今回開催されているコンコルソ・デレガンツァ京都2016は、その両イベントを目標に、日本ならではの特色を盛り込んだものだ。同イベント総合プロデューサーの木村英智氏は、「世界に誇れるコンクール・デレガンスを開催したかった。ヨーロッパではヴィラ・デステ、アメリカではペブルビーチがある。その一方現在アジアではまだこのレベルのコンクールは開催されていないので、ここ日本で何としても国際的に通用するコンクール・デレガンスを開催したかったのだ」という。

そこで、「ヨーロッパやアメリカのように、皆が行きたくなるような特別なロケーションと、世界レベルの出展車。そして、世界のコンクールと同レベルのジャッジを揃え、コンクール・デレガンスを構成していった」と話す。今回は、22台の出展車の多くと、審査員を海外から招待し、また、日本ならではの立地ということで京都、二条城が選ばれたのだ。

木村氏は、「今回はプロトタイプのようなもの。今回の開催をベースに次回は更にレベルアップを図り、18年の桜の咲く時期に開催する予定だ」と語った。

開催最終日の6日は11時まで二の丸御殿中庭に車両を展示。12時以降はその出展車が1台1台特設ステージまで自走し、車両説明が行われ、そののちアワード発表と授与式が開催される予定だ。

左からランチア ラムダ ティーポ221カッサーロ、ランチア ラムダオッターヴィアセリエトルペードルンゴ、アルファロメオ 6C2500SSベルトーネ《撮影 内田俊一》

左からランチア ラムダ ティーポ221カッサーロ、ランチア ラムダオッターヴィアセリエトルペードルンゴ、アルファロメオ 6C2500SSベルトーネ《撮影 内田俊一》

奥からランチア ラムダ ィーポ221カッサーロ、ランチア ラムダオッターヴィアセリエトルペードルンゴ《撮影 内田千鶴子》

奥からランチア ラムダ ィーポ221カッサーロ、ランチア ラムダオッターヴィアセリエトルペードルンゴ《撮影 内田千鶴子》

ドライエ ティープ178シャプロン《撮影 内田俊一》

ドライエ ティープ178シャプロン《撮影 内田俊一》

左からパナール ジルコディスコボランテMM byコッリ、フィアットシアタ 500ペスカーラMM、OSCA MT4 2AD1500モレッリスパイダー、OSCA MA MT4 2AD《撮影 内田俊一》

左からパナール ジルコディスコボランテMM byコッリ、フィアットシアタ 500ペスカーラMM、OSCA MT4 2AD1500モレッリスパイダー、OSCA MA MT4 2AD《撮影 内田俊一》

マセラティ A6G2000ヴィニャーレ《撮影 内田千鶴子》

マセラティ A6G2000ヴィニャーレ《撮影 内田千鶴子》

ビッザリーニ イソグリフォA3Cコルサ《撮影 内田千鶴子》

ビッザリーニ イソグリフォA3Cコルサ《撮影 内田千鶴子》

奥から順に、アバルト ギアジョイエッロ1100E、マセラティ A6G2000ヴィニャーレ、マセラティ3500GT、フィアット8Vシリーズ2、アストンマーティン DB5《撮影 内田俊一》

奥から順に、アバルト ギアジョイエッロ1100E、マセラティ A6G2000ヴィニャーレ、マセラティ3500GT、フィアット8Vシリーズ2、アストンマーティン DB5《撮影 内田俊一》