インカレ事後特集、今回は日本学生選手権(インカレ)の男子4×100メートルメドレーリレー(メリレ)で、見事3年ぶりの優勝を果たしたメンバーから、背泳ぎを泳いだ丸山優稀(法4=埼玉・大宮)、自由形を泳いだ伊東隼汰(社3=東京・早大学院)、平…

 インカレ事後特集、今回は日本学生選手権(インカレ)の男子4×100メートルメドレーリレー(メリレ)で、見事3年ぶりの優勝を果たしたメンバーから、背泳ぎを泳いだ丸山優稀(法4=埼玉・大宮)、自由形を泳いだ伊東隼汰(社3=東京・早大学院)、平泳ぎを泳いだ平河楓(スポ2=福岡・筑陽学園)が登場です。奇しくも昨年と同じメンバーでリレーに臨み、優勝した喜びと「今まで1番良い雰囲気」だったというインカレについて振り返ります。同じくメリレでバタフライを泳ぎ、現在は五輪を目指し研鑽(けんさん)を続けている幌村尚(スポ4=兵庫・西脇工)についてもお話ししていただきました。

※この取材は10月11日にリモートで行われたものです。

「これは勝てる、と」(伊東)


優勝したメドレーリレーのメンバー(左から伊東、幌村、平河、丸山)

--今年のインカレを振り返ってどういう大会になりましたか

丸山  今まではどちらかの種目欠けてしまっていたんですけれども、最後に個人の2種目ともに決勝に残れたというところは評価できるかなと思います。メドレーリレーに関しては昨年や一昨年の悔しさというところをしっかりと回収して優勝できたので、個人は少し悔しさが残る部分もあったんですけど、良い大会になったかなと思います。

伊東  個人は出る種目が1種目でかなりふがいない結果に終わってしまったんですけれども、インカレが始まる前から、メドレーリレーは取り返すぞという風に言っていたので、それをきちんと優勝できたことは一つ評価できるポイントなのかなという風に思っています。

平河  昨年のメドレーリレーは自分が結構タイムが遅くて負けてしまったと、すごく悔しい思いをしていて。それから1年練習を積んで、メドレーリレーは前日の夜までメンバー発表がなくて、2日目の個人の100メートル平泳ぎで予選を泳ぐか決勝を泳ぐか決まるということで、本番まで結構ドキドキしていたんですけど、無事に100メートルで自己ベストを出すことができて、リレーの決勝を泳がせてもらって、優勝という形につなげられて良かったなと思います。

--みなさんでお祝いとかしないんですか

(しばしの沈黙)

伊東  お祝いしますか?しましょうよ!

丸山  してもいいけど…いつするのっていう。

伊東  明日…明日ですか

--あんまり乗り気ではない感じでしょうか(笑)

伊東  え、そんな。

丸山 ちゃんと日を設定してくれればさ…

伊東  任せてください。

--昨年と同じメンバーで泳ぎ、全体としてタイムもあげました。チームに1番貢献した、雰囲気を作ってくれたというメンバーをあげるとしたらそれぞれどなたですか

丸山  幌村じゃないですかね。やっぱりその日1バタ(100メートルバタフライ)もあってそれをこなした上で、最後に51秒で来てくれるというのは本当に頼もしかったですし、それで1位というビジョンが明確になったので。

平河  僕も尚さんだと思います。僕が終わった時点で3番だったんですけど、隣の近大とはかなり差が開いていたのを、尚さんが帰って来てタッチするときには、もう追いついていて、隼汰さんが飛び込む瞬間には優勝がちょっと見えていたかなという風に思っています。

--そういう状況で最後にアンカーとして飛び込んだ伊東さんは、そのときどういう気持ちでしたか

伊東  本当に尚さんが良い位置でつないでくれたなという感じだったんですけれども、思ってた展開と良い意味でだいぶ違っていて。もっと例えば明大、日大あたりと接戦になるかなと考えていたんですけれども、もうほぼ近大と並んで、且つ明大とも開いてとなると、これは勝てる、と思って。本当に前の3人のおかげで気持ち良く泳がせていただきました。

--自分が普通に泳げば優勝できるという風に結構自信があったということですかね

伊東  そうですね、流すとかではないですけど(笑)。しっかり力を出せば本当に優勝に手が届くなというように引き継ぎの時点では感じました。

「次につながる」(平河)

--丸山さんは個人も含めリレーの決勝が1番速いタイムで泳いでいましたがいかがでしたか

丸山  結局リレーだから頑張れたというのが大きいのかなと思っています。3日目、ベスト出そうと思って頑張ったんですけど、タイムが出なかったというのはなにかしら、リレーに懸ける思いというのが働いて結果が出たんじゃないかなとは思います。

--タイムに関してはもう少し速く泳ぎたかったなど、感じていることはありますか

丸山  やっぱりベスト更新したかったというのが1番なんですけど、でもやれることはやったかなという感じなのでしょうがないですね。

--やっぱり最後に丸山さんが表彰台に上る姿を見たかったなと思う一方、全員でメリレで優勝を果たしました

丸山  200に関しては本当に表彰台を狙える位置にあって残念な部分は正直あるんですけれども、練習とかの感じでなかなか厳しいところもあったので、悔しい部分はあるんですけど、できることはやったかなというところで満足感は結構あります。

--平河さんも個人で自己ベストも更新していた一方、順位としては表彰台まであと一歩という悔しさもあったのかなと思います

平河  個人に関しては一応2種目表彰台を目標としていたのですが、100メートルは結果として6番だったんですけど、記録としては結構満足していて。今まで1分1秒台の壁を破ることができなかったんですけど、0秒台に突入できたのはすごくリレーにもつながったのかなと思います。200に関しては10秒を割って表彰台に上るのが目標だったんですけど、最終日で結構疲労があって、でもその中でも自己ベストを更新できたのは、次につながる感じだったのではないかなと思います。

--伊東さんは4×100メートルフリーリレー(4継)にも出場しましたが、そちらは競り負けてしまい悔しさも大きかったのかなと思います

伊東  そうですね、4継も予選終わった時点では、おそらく優勝をかなり狙える位置だという風に意識はしていたんですけれども、4継については結構メドレーリレーと対照的に引き継いだ時点で、結構これはもう明大には勝てないだろうという感じで。中大あたりをさしたいなと思っていたんですけど、そのへんはちょっと力不足で悔しいレースになってしまったかなと思います。

「最後まで死力を尽くせた」(丸山)

--今年はかなり優勝を狙うということを皆さん口にされていました

丸山  もともとインカレの2、3週間前から本当にいけるんじゃないかみたいなところでずっとやってきて。1・2日目は正直どうなのかなという部分もあったんですけど、3日目でメリレだったり大寛(田中、スポ1=大分・別府翔青)が優勝したので本当に狙えるんじゃないかという風で、モチベーションが上がったなというところは感じますね。その勢いで4日目もまあ結果としてはあまり上がらなかった部分もありますけど、モチベーションとしてはみんな最後まで死力を尽くせたのかなという風に思います。

平河  今年はインカレが始まるちょっと前くらいに優勝が狙えるということで、みんなで目指して頑張っていたので。最初は他大のメンバーなどを見て、正直優勝とか結構難しいかもしれないのかなとも思っていたんですけど、いざインカレが始まって、初日から半フリで決勝にみんなが残り始めて。2日目も4継とかで勢いをつけてくれて、本当に優勝できるんじゃないかという実感が湧いて来て、本当に楽しいインカレだったと思います。

伊東  全大学のベストタイムでいうとおそらく厳しい位置にはいたと思うんですけど、この社会状況の中で結構他の大学も色々大変なことがあってという風で。やっぱり2・3日目あたりでかなり優勝に手の届きそうな位置にきて、部としても3日目のミーティングで明日は優勝を取りに行くぞという雰囲気になっていました。

--今井流星主将(スポ4=愛知・豊川)は、ここ数年の主将とは異なり、サポートにまわりましたがどんな主将でしたか

丸山  みんなをモチベートするというところではすごく長けていた主将なのかなという風に思います。やっぱり泳げなかった分、みんながどうやったら気持ち良く泳げるかとか、どうやったらモチベーションを上げられるかというところを、本人が徹底的に考えてやってくれた結果が今回の結果だと思うので、そういう意味でも素晴らしい主将だったなと思います。

伊東  丸山さんもおっしゃった通りで、僕が1年生のときは井上元主将(奨真、平31スポ卒)が優勝して部が盛り上がるという形だったんですが、今回今井さんは泳げなかったという中でも、部の雰囲気作りや、選手が泳ぎやすい環境を整えるということに、力を尽くして取り組んでいただいて、本当に今までで1番良い雰囲気と言っても過言ではないほどの雰囲気になって、本当に良い主将だったなと思います。

平河 僕としては、とても心強かったなという風に感じます。流星さんは泳ぐことがなかったんですけど、会場で予選が終わったときも、帰るところで流星さんが待っていてくれて、「どうだったのか」とか「決勝も頑張ろうな」とか色々と声をかけてくださって。決勝に行くときも招集所まで最後までついてきてくれて、背中を押して応援してくれたので、とても心強かったというのもあります。そういうことがあって、ラスト25メートルはとてもきつかったんですけど、流星さんのためになどと思って泳ぐことができたので、すごく心強い主将だったなと思います。

--平河さんは同じ種目ということもあって結構隣で泳ぐ機会も多かったのではないでしょうか

平河  そうですね、結構隣で泳ぐことが多かったので、その分を背負って泳いでいるという実感があり頑張れました。

--メリレも4年生2人とともに泳ぐ最後の機会となりましたが、どういう先輩、学年だったという風に後輩の2人は感じていますか

伊東  一人ひとり癖の強いというか、本当に色んな人がいて良い方なので一つに言うのは難しいんですけど、本当に仲が良くて。部の雰囲気が乱れることがなく、先輩方の部に向き合った姿勢というのはすごく偉大だったなという風に感じています。

--今の4年生の代が仲が良いというのはすごくよく言われていますよね

伊東  やっぱり寮生活をしていると、良いところ悪いところが見えてくるんですけど、今の代の4年生はそれで軋轢が生じるということはなくて、全体的に仲が良いという感じでしたね。

--水泳部は2つ下の代の面倒を見るということになっていますね

平河  僕たちが1年生のときに今の4年生が3年生で、最初は指導の関係でとても厳しくて怖かったんですけど、月日が経つにつれ、色々と良い仲というか良い関係を築くことができて。最後に2年生の中では4年生のために絶対に頑張ろうということで、一応今回出場した男子は全員ベストという結果を残すことができて、4年生の集大成に少しでも貢献できたかなと。4年生の雰囲気がとても良く、良いチーム作りをしてくださったので、チームのために頑張ろうと思えたのも4年生のおかげかなと思います。


後輩を応援する4年生(右から丸山、幌村)

--後輩たちが非常に慕ってくれていますが、丸山さんは後輩のこと、代表として伊東さんと平河さんについてどのような後輩だという印象がありますか

丸山  まず隼汰からですけど、隼汰はそもそも学内で練習していなくてクラブ練習なんですけど、部屋で一緒に生活していた時期もあって、そういうところでメドレーリレーという部分だけでなく、チームの中でも関わる機会が多くて。本当に練習に対してストイックですし、誰よりも工夫してやるところだったり、水泳の知識だったりというところで、僕たちはあんまり他チームの様子を気にしていなかった4年生なんですけど、そういう戦略面でサポートしてくれたりというところで本当に心強かったです。競技力もそうですけど、知能の部分でも頼りになる素晴らしい後輩だったと思います。

楓はそうですね、一緒に練習する機会もそれなりにはあったんですけど、本当に練習が強くて刺激をもらってきたというところが、1番大きいかなと思っていて。やっぱり楓が頑張っているからなんとなく練習を頑張ろうというところもありましたし、本当にそういうところで練習をモチベートしてくれる後輩だったなと思います。やはり練習強い分、競技成績もついてくると思いますし、メドレーリレーだけでなくて個人という部分でも期待できる選手だなと思っていて。実際に今回の大会でも、本人は自分の目標に届かなかったと思っているかもしれないですけど、4年生の立場からすればここまで点数をとってくれたと本当にありがたく思っていますし、メドレーリレーでもちょっとしたアクシデントもあったんですけど、その中でもベストを尽くして尚且つ速いタイムで泳いでくれたというのは、本当に頼もしく心強い後輩だったなと思います。

--さすが後輩のことをよく見ているなという感じですが、ちなみに幌村さんは同級生としてどういう選手だと思っていますか

丸山  本当にやってくれる男だなというのが正直なところですね。もちろん速いのは分かっていたんですけど、最後に今年は特に、前の日に2バタ(200メートルバタフライ)で優勝できなくて悔しい部分もあったとは思うんですけど、それで気持ちを落としてしまうのではなく、100こそ、メドレーリレーこそという気持ちで4本泳いでくれて。尚且つ、100は本人としては思うような結果じゃなかったかもしれないんですけど、しっかり得点をとってきてくれて、メドレーリレーもあんな速いタイムで泳いでくれて本当に、素晴らしいという一言に尽きます。

「やればできるという水泳人生」(丸山)

--メドレーリレーで優勝した後のインタビューは本当にこちらも胸打たれるものがありましたが、皆さんはどういう気持ちでいましたか

伊東  本当に嬉しいですよね、昨年のリベンジが同じメンバーで果たせたというのが1番大きかったかなという風に思います。やっぱり早稲田大学だからという意味でも、メドレーリレーは取り返したいという思いはあったんですけど、昨年同じメンバーで2番と僅差で負けてしまって、それを今年取り返して。メドレーリレーで優勝するのはこんな気持ちなんだって笑みがこぼれるような。


優勝後のインタビューの様子

--早稲田だからメリレは勝たなくてはいけないというのは、やはりプレッシャーを周りからかけられているような感じなのでしょうか

伊東  プレッシャーというよりは、自分たちにその気持ちが芽生えてくるというような。おそらく全競技全種目を通して、絶対に優勝してこいよという空気がうちの部にはあまりないですね。「優勝してこいよ」ではなくて「楽しんでこいよ」とか「頑張ってこい」という感じで。それ以上にメリレに出る自分たちが絶対にトップを取らないといけないとか、取りにいきたいという熱い気持ちが強い感じだなという風に思います。

--昔の結果を見ると早稲田出身の偉大な選手の名がメリレにも連なっていたりしますが、過去の記録は結構見たりしますか

伊東  過去の記録というよりも大会記録を見ると本当に黄金の、オリンピックに出場したメンバー3人という信じられないような記録なんです。でも僕たちは記録よりも勝ちにこだわるという方が大きいです、自分たちもそうですし他の大学のメンバーも、状況が毎年毎年変わってくるので、その中で毎年メドレーリレーのメダルを持って帰るというのが大事な役割なのかなと感じます。

--あえてお聞きしますが、リレーのタイムについてはどう受け止めていますか

伊東  僕は全く気にしていなかったんですがどうですか。

丸山  僕も全く気にしてなかったですね。

--一応昨年よりは0秒6ほど速いタイムです

丸山  結局総合というよりは他大学と比較して何秒速いかというところで見ているので、そういうところで言えば同じメンバーでやって昨年より地力があがっている部分もありますし、そういった面では良かったなと思います。

--今年は応援がなかったというところだけが、どうしようもないことですが、せっかく優勝したのにと惜しまれるところなのかなと思います

丸山  そうですね、確かにハイタッチとかなかったりはしたんですけど、でもオンラインとかで注目される機会も多くなったなと。そういうところで今まで無関心だった人から連絡が来たりとか、そういう部分では良い反響の方が大きかったのかなと個人的には思うんですけど…他の2人はどう思っているんですかね。

平河  そうですね、僕としては決勝の醍醐味であるハイタッチがすごくやりたかったなと思います。優勝してメダルももらって結構良い気持ちになったのでそれは良かったです。ただ表彰式の写真撮影が全体の表彰式というのがなくて、各大学での撮影だったので、全体のものがほしかったなとは思います。

--今大会の良かったところと反省点はありますか

伊東  例えば4継の最後であったり、個人やメドレーリレーのタイムもそうなんですけど、全体的に練習不足な部分が顕著に出たなと。一時期モチベーションが信じられないくらい下がっていて、その分のしわ寄せがインカレで出て、これは自分の実力として、現実として受け止めなくてはならないなと思っています。その一方でメドレーリレーでメダルを取れたりとか、引き継ぎでギリギリ48秒で泳げたりというのは、今の気持ちや状態の中では良いパフォーマンスが引き出せたのかなと。でもやっぱり個人などで自分の弱さが出ているので、そこは大きな課題として持っておきたいなという風に思っています。

平河  ほとんど課題になってしまうんですけど、今大会の全体のタイムを見て、もう少し記録が欲しかったなという部分が結構あって。去年よりもタイムは全部上げられているんですけど、そのレースの内容と言いますか、200メートルで言うと前半が悪かったりとか積極的なレースができなかったりとか、そういう課題点がたくさん見つかったので、12月にある日本選手権では積極的なレースができるように頑張りたいと思います。

--丸山さんはインカレが引退試合ということですが、今季と4年間と振り返ってどんな水泳生活になりましたか

丸山  今シーズンというところで言うと、コロナがあった中でも、まあよく頑張ったのかなというところですね。就活があったりコロナだったり全然練習ができない中で、インカレをやらないで終わるんじゃないかというところもあって。それでそのまま引退するのも嫌だなと思っていたところで、実際にインカレができる、練習ができるとなったのは本当によかったなと思っているのが一つ。そのあとにいざ練習を再開してみると、タイムが出なかったり、身体の感覚が狂ってしまったりだとか。やっぱり今回の大会でもベストパフォーマンスが出せたかというと、正直全然そうではなくて。でもそれが自分がやらなかったっていうことで得た結果ではなくて、コロナでどうにもならなかったという部分も少しはあるかなと思っていて。努力不足ととられてしまってもしょうがないんですけど、そういうこと抜きで最後まで自分として果たすべき役割、そういうことのためだけに頑張れましたし、結果として、もちろん優勝も視野に入れるべきだったんでしょうけど、表彰台をギリギリ狙えればというところも思ってはいたので、結果としては無理でしたけど、表彰台に絡めるところまで戻せたというのは良かったんじゃないかと、自分では評価しています。

4年間というところですと、本当に活躍できる選手になったなというのが正直なところで。1年生のときはブログでも書いたんですけど、あんまり期待されるような選手ではなくて、点数とかも全然取れなかったですし。先輩方や後輩から応援とかされる機会もそんなになかったんですけど、3年・4年になるにつれて、実力もついてきて色んな人から期待されたり応援される選手になれたので。本当に4年生の最後は、200メートルを得意としてきたのに決勝に残れていなかったというリベンジを果たせたという点で、価値のある大会だったと思いますし、4年間やってきて良かったな、やればできるという水泳人生だったなと思います。

--ありがとうございました!

(取材・編集 青柳香穂)

◆丸山優稀(まるやま・ゆうき)

埼玉・大宮高出身。法学部4年。2020年日本学生選手権では100メートル背泳ぎは55秒81で6位、200メートル背泳ぎは2分0秒70で4位。優勝を果たした男子メドレーリレーでは第1泳者として背泳ぎを泳ぎました。

◆伊東隼汰(いとう・はやた)

大阪・桃山学院高出身。社会科学部3年。2020年日本学生選手権では100メートル自由形は50秒17で12位。男子4×100メートルリレーではアンカーを務め総合5位。優勝を果たした男子メドレーリレーでは第4泳者として自由形を泳ぎました。

◆平河楓(ひらかわ・かえで)

福岡・筑陽学園出身。スポーツ科学部2年。2020年日本学生選手権では100メートルは自己ベストを更新する1分0秒93で6位、200メートル平泳ぎは2分11秒15で4位。優勝を果たした男子メドレーリレーでは第2泳者として平泳ぎを泳ぎました。