現地4日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会8日目。女子ダブルス3回戦で、第7シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディ…

現地4日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会8日目。女子ダブルス3回戦で、第7シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアが、第10シードのHayley Carter(アメリカ)/Luisa Stefani(ブラジル)を6-4、7-5で撃破。同ペアとして初のグランドスラムベスト8へ進出した。【トーナメント表】全仏OP女子シングルス

青山は現在32歳で、柴原は22歳。「東京オリンピック」を見据えて、昨年から多くペアを組んで大会に出場し、既に3度の優勝を果たしている。

両ペアは「全米オープン」2回戦でも対戦し、青山/柴原ペアは敗れていたが、今回リベンジを果たした。試合後のインタビューでは以下のように語っている。

Q.「全米オープン」で負けた相手からの勝利について

青山「なかなかしぶとい相手で難しい展開でしたが、前回の反省を活かして、二人で我慢強く戦えたので良かったなと思います。相手が緩いボールを打つ場面も多いと分かっていたので、二人で足を使って(前へ)入っていこうという話が出来ていたので、前に行くプレーを増やしました」

Q.強気なプレーの秘訣は?

柴原「ブレークされてもポジティブに、『ブレークバックできる、全部のポイント取りにいこう』と話していました。たまに私が不安がある時は、青山さんがポジティブに『次は大丈夫』と言ってくれるので、一緒に取りにいく感じでやっています」

Q.準々決勝への意気込みについて

青山「やることは変わらないと思うので、とにかく自分たちのプレーを出せるかというところになると思います。二人で強い気持ちで全力で戦いたいです」

柴原「グランドスラムでベスト8は(自身にとっては)初めてなので、楽しみです。自分たちのプレーで、良いイメージで戦いたいと思います」

青山/柴原ペアは準々決勝で、第14シードのAlexa Guarachi(チリ)/Desirae Krawczyk(アメリカ)ペアと対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「フェドカップ」予選ラウンドでの青山(左)と柴原(右)

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)