「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)男子シングルス4回戦で、世界75位のヤニク・シンネル(イタリア)に3-6、3-6、6-4、3-6で敗れた第6シードのア…

「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)男子シングルス4回戦で、世界75位のヤニク・シンネル(イタリア)に3-6、3-6、6-4、3-6で敗れた第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)。そのズべレフが、3回戦後に体調を崩し、38℃の発熱があったと告白した。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス【実際の動画】体調不良のズべレフ、記者の質問への回答を拒否【実際の映像】ズべレフ、イライラしラケットを叩きつける

ズべレフはこの試合の第1セット途中で、薬を服用していた。

記者会見でそのことについて聞かれた際、3回戦後に「完全に体調を崩してしまったんだ」と話し、「(今僕の声を聞いても分かるように)本当に息ができないんだ。熱もあったしね。それが今日の試合に少し影響したと思う」「今日はプレーすべきではなかった」と発言。更に「38℃だった。夕方か夜に38℃だったよ」と明かした。

ただ別の記者から「最後に新型コロナウイルスの検査を受けたのはいつなのか」と聞かれると、「あなたの質問には答えない。ここ数ヶ月で僕について書いてきた内容からして、質問に答えることはない」と回答を拒否。

ズべレフは6月の「アドリア・ツアー」での行動や、その後「自主隔離のガイドラインに従う」とコメントしながら隠れて密なパーティーに参加したことで批判を浴びていた。

BBCによると、大会を運営するフランステニス協会は、ズべレフが最後に検査を受けたのは9月29日で陰性だったと明かし、「試合前に大会の医師に相談しなかった」と批判している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのズベレフ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)