秋季リーグ2戦目は東海大との対戦。出だしからオフェンスがさえわたり相手を圧倒すると、18-12の6点リードで試合を折り返す。後半は3連続失点を許し、リズムを崩される場面もあったが、1点差で逃げ切った。◆9・13~1…

   秋季リーグ2戦目は東海大との対戦。出だしからオフェンスがさえわたり相手を圧倒すると、18-12の6点リードで試合を折り返す。後半は3連続失点を許し、リズムを崩される場面もあったが、1点差で逃げ切った。

◆9・13~10・31関東学生秋季1部リーグ戦(開智望小学校他)

▼10・3 対東海大戦(坂東市総合体育館)

〇明大31{18-12、13-18}30東海大

   攻守の歯車がかみ合った。前半は相手を寄せ付けないディフェンスで流れを手繰り寄せ、オフェンスへと繋げた。中でも、大きな勝因の一つとなったのはシュート率の高さ。「1週間ずっとシュートの決定率を意識して練習してきた」(服部將成主将・法4=中部大春日丘)。この練習が功を奏し、前半でのシュート到達率は驚異の96%。破竹の勢いでゴールネットを揺らした。

   一方で、後半は「オフェンスが機能していなかった」(加藤良典監督)。3連続失点を許し、6点もの差は一気に1点差まで縮められた。しかし、チームは冷静に確実に得点を重ねた。「お世話になった4年生に恩返しをする気持ちでシュートした」(可児大輝・政経2=中部大春日丘)。勝ちたいという思いがチームを奮い立たせた。

   今大会はこのチームで最初で最後のリーグ戦となる。「4年生が最後なので悔いの残らないように戦いたい」(可児)。今試合で見つかった課題点を修正して、必ず優勝をつかんでみせる。

[長谷川璃月]

試合後のコメント

加藤監督

――苦戦していた立ち上がりでの攻撃に成功しました。

      「相手の攻撃の対策、特にディフェンスをこの一週間しっかりやっていたので機能していたのと、代わった選手がこれだけの人数いるので、今年はベンチにいる選手も誰が出てもそんなに力の差があるようなチームではないので、そういったところで勝ちきれるチームになってきているのかなと思います」

――シュートの決定率が高かったです。

      「攻撃性、シュートまで行く本数も9割いってたので、あとシュート率も高かったですし、そういう点では前半は良かったと思います」

服部

――今日の試合はいかがでしたか。

       「退場が多くて自分たちのリズムに乗り切れずに行ってしまって、途中で良いリズムになって点差も開いたのですが、後半また1点差なので、全然納得いってないです」

――このチームの特徴を教えてください。

    「僕のチームは、自分の性格がノリの良い感じでみんなもそのようなタイプが多いのでノリノリのチームになっていると思います」

清水裕翔(営2=氷見)

――後半のもたつきの原因は何ですか。

    「攻め手がなくなってきたのと、体力的な問題でバタついた部分があったのでダメだったのだと思います」

――このチームで初めてのリーグ戦です。

    「このチームは個人個人がとても強いチームだと思います。そこが他のチームと違う点です。チームワークは上下関係があまりなくて、1年生から4年生まで友達みたいな感じでそれがプレーにも出ていると思います」

――秋季リーグの目標を教えてください。

    「今1分と1勝なので残りの試合全部勝って決勝に行って優勝したいと思います」