判定に泣いたシャポバロフに海外ファンからは同情の声 テニスの4大大会、全仏オープンは現地時間1日、男子シングルス2回戦で世界ランク11位デニス・シャポバロフ(カナダ)は101位のロベルト・カルバレス・バエナ(スペイン)にフルセット、5時間超…

判定に泣いたシャポバロフに海外ファンからは同情の声

 テニスの4大大会、全仏オープンは現地時間1日、男子シングルス2回戦で世界ランク11位デニス・シャポバロフ(カナダ)は101位のロベルト・カルバレス・バエナ(スペイン)にフルセット、5時間超の死闘の末に敗戦を喫した。最終盤、勝負を左右する重要な局面でのジャッジについて納得のいかない21歳の新鋭は、自身のツイッターで“誤審”の決定的瞬間の画像を公開。これに海外ファンからも同情の声が集まっている。

 問題のシーンは最終第5セットの第10ゲーム。シャポバロフのサービング・フォー・ザ・マッチ。30-15とリードした局面だった。シャポバロフのサーブに対して、相手の山なりのリターンは、深い位置に落ちた。アウトだと判断したシャポバロフはプレーを見送ったが、これがインの判定。納得のいかないシャポバロフは主審に対し抗議に出たが、全仏オープンはボールの跡で判断されるのが通例のため、判定は覆らなかった。

 結果、この後崩れてしまい、このゲームブレークを許し追いつかれると、最後は敗戦。だがシャポバロフは試合後もこのジャッジに納得することはなかった。

 自身のツイッターではホークアイを使用したテレビ画面を投稿。はっきりとラインを割っていることが確認できる。この写真にシャポバロフは「私たちはいつになったらクレーコートでホークアイが使用できるの?」と添えて疑問を投げかけている。

ホークアイがあれば…ファンも辛辣「なんて酷い誤審なんだ!」

 全仏は4大大会唯一、ホークアイを採用しておらず、クレー上に残る跡を手掛かりに審判と線審によって判定が下されるため起きた悲劇。シャポバロフのツイートには海外ファンから同情の声が殺到している。

「冗談だろ」
「悪い判定が多すぎるよ」
「デニスは得点を奪われた」
「ホークアイ論争は続くね」
「台無しだ。この判定で試合の結果まで変わってしまう。」
「ホークアイを設置することはそんなにお金がかかることなのか?」
「なんて酷い誤審なんだ!」
「全ての選手たちよ、ホークアイ設置に向けて立ち上がって」
「ホークアイによるとアウトじゃないか」

 なんとも後味の悪い結末になってしまった。(THE ANSWER編集部)