新型コロナウイルスの影響で、例年の5月末ではなく、秋に開催されている「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)。パリの気温は15℃を下回り、雨続きで風が強い日も…

新型コロナウイルスの影響で、例年の5月末ではなく、秋に開催されている「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)。パリの気温は15℃を下回り、雨続きで風が強い日もあることから、体感温度は更に低い。あまりの寒さに選手からも不満の声が上がるほどだ。過去12度優勝のラファエル・ナダル(スペイン)も寒さのあまり、珍しいタイツ姿を見せた。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス【実際の写真】ナダルの珍しい黒タイツ姿に「超違和感」の声

大会6日目のこの日、練習のため試合前に屋外のコートへ姿を現したナダルは、白の短めのショートパンツの下に黒のタイツを着用。SNSでその写真が公開されると、白とのコントラストで余計に黒のタイツが目立ち「超違和感」というコメントも寄せられた。

今回の「全仏オープン」は季節が異なる上、今年からボールがバボラからウイルソンに変更。大会開幕前の記者会見でも「ここのコンディションは、たぶん僕にとって"全仏オープン"でこれまでで最も難しいコンディションだ。ボールはまったく違う。とてもスローで重い」と警戒していた。

ただこの日の世界74位のステファノ・トラバグリア(イタリア)との3回戦も、6-1、6-4、6-0で圧勝。1度もブレークポイントを握られることなく、わずか1時間35分で勝利と、いつもと異なる「全仏オープン」だが順調に勝ち進んでいる。

ナダルは4回戦で、20歳で世界213位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)