10月2日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天の第16回戦は、4対0で楽天が勝利した。投手陣が無失点でつなぐと終盤に投打がかみ合い、3連戦の初戦を取った。

 塩見貴洋投手と山岡泰輔投手の投げ合いとなったこの一戦。序盤から両先発とも得点圏に走者を背負いながらも粘りの投球を見せ、スコアボードには0が並ぶ。

 楽天は塩見投手が5.1回6安打無四球4奪三振無失点で降板すると、以降は寺岡寛治投手、福山博之投手、松井裕樹投手を投入。無失点リレーでつなぎ、打線の援護を待つ。

 試合が動いたのは8回表。楽天打線がこの回からマウンドに上がった富山凌雅投手を攻めた。鈴木大地選手の四球と浅村栄斗選手の安打でチャンスを作ると、4番・島内宏明選手の適時打でついに均衡を破る。さらに2死2、3塁の場面で途中出場の辰己涼介選手が7号3ランを放ち、試合を決定付けた。

 8回裏は牧田和久投手が無失点でつなぎ、9回裏をブセニッツ投手が3者凡退で締めて試合終了。勝利した楽天は中軸で点をもぎ取り、緊迫した投手戦を制した。また、前日黒星を喫した松井投手が、1死1、2塁のピンチを抑える好投で4勝目を挙げている。一方敗れたオリックスは、2番手の富山投手が打ち込まれ、打線もチャンスで一本が出ず、惜敗した。

  123456789 計 楽 000000040 4 オ 000000000 0 楽 塩見貴洋-寺岡寛治-福山博之-○松井裕樹-牧田和久-ブセニッツ オ 山岡泰輔-●富山凌雅-齋藤綱記-金田和之 文・小野寺穂高