27日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第3シードで出場するD・ティーム(オーストリア)は25日の会見で、開催延期や使用球が変更された今大会について「環境に対応できる選手が勝つだろう」と語った…

27日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第3シードで出場するD・ティーム(オーストリア)は25日の会見で、開催延期や使用球が変更された今大会について「環境に対応できる選手が勝つだろう」と語った。
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全仏オープンは新型コロナウイルスの影響で5月から9月に延期され、1日の観客動員数は1,000人に削減されるなど、これまでとは異なる中で開催される。
今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初制覇を成し遂げたティームは「全仏オープンへの切り替えは簡単ではない。人生のゴールを達成し、とてもうれしい思いをした。家族や友人たちと家で祝った。今年はさらにいい結果を出したい」と述べた。
「緊張感を完全になくすことなく、休みを長くしすぎないように休暇は3日くらいにした。そしてクレーで練習を開始した。感情のコントロールのやり方は分かっている。これまではインディアンウィルズなど大きな大会で優勝した直後は、あまりいいプレーができなかった。ここパリではそうならないように、月曜日にトップのコンディションに持っていけるようにしたい」
2018・2019年の全仏オープンで準優勝を飾っているティームは、初戦で世界ランク39位のM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
「大きな目標を達成したあとだから、いい気持ちでいる。どの大会でもベストを尽くしていきたい。特にここでは2度の準決勝、2度の決勝を戦った。ここのコンディション、大会全体が好き。昨日の練習は、とてもいい感じだった。全米オープンのことは考えすぎず、新しい大会、挑戦として最初の1ポイントからやっていく」
ティームは今大会の優勝候補に13度目の優勝を狙う第2シードのR・ナダル(スペイン)をあげ、前哨戦のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を制した第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)についても語った。
「ナダルの調子がよければ、間違いなく優勝候補。これまで12度も優勝し、それは凄まじいこと。史上最高のクレー選手だけど、チャンスもある。ボールがわずかに違う。僕がツアーで気に入っているボールはトップスピンを使うのに最適だった。ナダルもそうだったと思う。この時期は雨が多く、とても寒い。ナダルにとってもタフなものになるかもしれない。暑くてボールが跳ねることを好む。ジョコビッチに少し有利かもしれない」
日本勢では、世界ランク35位の錦織圭は第32シードのD・エヴァンス(イギリス)、同50位の西岡良仁は第19シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、同93位の杉田祐一は第28シードのC・ルード(ノルウェー)、同94位の内山靖崇は同86位のA・バラズ(ハンガリー)と1回戦で顔を合わせる。
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