現地13日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。ティームが第…

現地13日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。ティームが第2セットも4-6で落とし、セットカウント0-2と後がなくなった。【LIVE速報】ティーム VS ズベレフ 全米OP決勝

第2セットもティームのサービスゲームから。第1セットを2-6で落としたティームは、このセットも第1ゲームで30-40とピンチを迎えた。しかしここはなんとかしのいでブレークを許さない。

ティームはここまでダブルフォルトが4本、ファーストサーブの成功率が43%、セカンドサーブからのポイント獲得率が33%と振るわない。

そしてティームは第3ゲームでもブレークポイントを握られると、今度はしのぎきることができずにブレークを喫し、このセットも追う立場となった。

ブレークされた直後の第4ゲームでデュースに持ち込んだティーム。ここでもブレークポイントを握ることができずにキープされると、悔しさからかラケットを何度も太ももに叩きつけていた。

思うように自分のテニスができないティームは、第5ゲームでも15-40とされる。一旦はデュースまでしのいだものの、ブレークを喫し、2ブレークダウンに。

だが第7ゲームでセットポイントを3本しのぎ切ると、続く第8ゲームでティームがこの試合初めてブレークに成功。更に第9ゲームをラブゲームでキープし、流れを変える兆しを見せる。しかし第10ゲームのズべレフの2度目のサービング・フォー・ザ・セットを破ることはできず、ティームは後がなくなった。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのティーム

(Photo by Al Bello/Getty Images)