現地13日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのアレク…

現地13日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。ティームが第1セットを2-6で落とした。【LIVE速報】ティーム VS ズベレフ 全米OP決勝

両者の過去対戦成績はティームの7勝2敗。最後に対戦した今シーズン1月の「全豪オープン」準決勝では、ティームが3時間42分の熱戦を制している。ティームはこれが4度のグランドスラム決勝で、初制覇を目指す。一方のズベレフは、これが初めてのグランドスラムの決勝だ。今大会の男子シングルスはノバク・ジョコビッチ(セルビア)の失格により、2014年「全米オープン」のマリン・チリッチ(クロアチア)以来グランドスラム22大会ぶりに新王者が誕生することとなる。新王者の座につくのはティームか、ズベレフか。注目が集まる。

第1セットはティームのサービスゲームから始まった。試合前に「できることはなんでもやる」と語っていたズベレフに積極的に攻め込まれるティーム。第3ゲームで15-40とされると、ズベレフの猛攻をしのぎきれず、1ブレークダウンとされた。

ティームは第5ゲームでデュースまで持ち込まれたが、なんとかここをしのぐ。しかし、第6ゲームを終えた時点でズベレフのサービスゲームでは1ポイントしか奪えておらず、突破口を見いだすことができない。

そして第7ゲームでもデュースに追い込まれたティームは、痛恨のダブルフォルトでブレークポイントを握られてしまう。そしてラリーの末に自身のショットがアウトになり、2つ目のブレークを喫してしまった。

続く第8ゲーム、ズベレフのサービング・フォー・ザ・セットでもチャンスを作れないティームが第1セットを落とした。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのティーム

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)